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8/2【WRESTLE-1】電流爆破初体験から一夜 KAIが火祭り制覇&初代W-1王者君臨宣言 「W-1を大きくするのが次の夢」(写真あり)

 8・1名古屋大会『しゃちほこ大花火』で電流爆破デスマッチを初体験したKAIが一夜明けた2日、WRESTLE-1事務所で会見。長年の夢をかなえて大きな刺激を受けたKAIは、「また違う夢もかなえていかないといけない。W-1を大きくしていくっていうのが夢」と初代W-1王者君臨と団体活性化を誓った。

 前夜の『しゃちほこ大花火』。KAIは憧れである大仁田厚と2度目のタッグを結成し、越中詩郎&青柳政司と「ノーロープ有刺鉄線電流爆破&史上初!有刺鉄線電流爆破レガースデスマッチ」で対戦。初の電流爆破を体験し、勝利を収めた。

 一夜明けたこの日、会見したKAIの背中には爆破と有刺鉄線による裂傷が残っていた。爆破マッチ初体験の代償といえるが、KAIは「自分の夢である電流爆破に踏み込んで、夢がかなったんですけど、今はもうすがすがしい気持ちと感無量でいっぱい」と爽快感をあらわ。「ああいう戦いもプロレスなんで、戦いの幅が広がったかなというのはある」と実感し、爆破マッチ再挑戦にも色気をみせた。

 大仁田との2度にわたるタッグ結成も大きな刺激となった。「僕も元気がない時に大仁田さんを見て元気もらったんで、今度はそういう与える立場になっていかないといけない」と誓うKAIは、「これからますますこのプロレス界を盛り上げていかないといけない」との責任感を抱いている。爆破マッチ初体験の夢をかなえた今、KAIの次なる夢は「W-1を大きくしていく」ことだ。

 明日3日にはZERO1の『火祭り2014』最終戦(後楽園)が待ち受ける。AブロックにエントリーしたKAIはすでに決勝トーナメント進出を決定。その相手は大会当日、田中将斗、佐藤耕平、デーモン植田の3人の中から決まることになる。「全員シングルで戦ったことないんで誰とでも戦いたい」と話したKAIは、「相手が誰だろうと、この火祭りに何のために出てるかと言えば、W-1のために出てるんで、W-1のファンのためにもこの火祭り、何が何でも優勝して火祭り刀をW-1に持ってきて、火祭り刀を掲げて『W-1のエースは俺だ!』って叫びたい」と改めて栄冠獲りを誓った。

 そして9月には「WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント」も控える。W-1所属16選手で争われる同大会にKAIも当然、出場するつもり。旗揚げ1周年を迎えると同時に団体の頂点ベルトが誕生することになり、エースを自認してきたKAIは「獲らないと言ってきた意味もなくなりますから。絶対に獲らないとダメ」とキッパリ。「W-1の初代チャンピオンに自分がW-1のエースって言ってる以上、必ずなります」と初代王者君臨を己に義務づけた。

 「周りの人、ファンに支えられてこそ。そういう人たちに支持されるようなチャンピオンになりたい」。そんな王者像を描いたKAIは、「爆破やって、火祭り優勝して、トーナメント優勝。いいじゃないですか。どんどん夢かなえていきますよ」と言い切った。次なる夢であるW-1発展の原動力となるためにも、KAIは火祭り優勝→初代王者決定トーナメント制覇でエースの座を確立させる。
※KAIのコメントは別項に掲載します

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