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8/5【全日本】8・16後楽園で5年半ぶり参戦 YASSHIが世界ジュニア王者・青木に照準(写真あり)

 “brother"YASSHIが5日、取材に応じ、5年半ぶりとなる全日マット参戦について言及。8・16後楽園大会でタッグ対決する世界ジュニアヘビー級王者・青木篤志の首に照準を絞り、ジュニアの至宝挑戦を見据えた。

 2005年2月、YASSHIは全日本に初参戦。TARU率いるブードゥー・マーダーズ(VM)の一員として“おしゃべりマシン"の異名をとって悪の限りを尽くした。その後、2009年2月にプロレス活動の休業を宣言し、全日本を離れたが、2012年12月、VMを再結成し、リングに復帰。現在はZERO1、天龍プロジェクトなどで活動している。

 そして記憶に新しい7・27後楽園大会。突如、全日本の会場に単身で姿をみせたYASSHIは5年半ぶりとなる全日マット参戦を宣言。今月16日開幕の8月シリーズ参戦が決まった。

 復帰から1年半が経過した今、全日本への“帰還"を決意したのは、「もともとここは俺の家、ホームリング」との強い思い入れがあってのことで、「新生・全日本になった今、来るべくして来たこのタイミング」と感じたからだった。「ここにおる全員がカス野郎で新生・全日本が盛り上がるんか?」と疑問を口にしたYASSHIは、「俺は俺のスタイルで全日本を盛り上げるつもりや。そして活気を取り戻すんや。俺のやり方でな」と全日本復興をテーマの一つに定めた。

 現時点で8・16後楽園、8・17沼津、8・24長野の8月シリーズ3大会への出場が決まっている。初陣となる8・16後楽園大会では鈴木秀樹と組んで青木篤志&佐藤光留のEvolutionと対戦。そこでYASSHIは「後楽園でチャンピオンと当たるとなると、どんなもんかテイスティングする」と世界ジュニア王者・青木の首に的を絞った。

 全日マットに参戦する以上は「ベルトはあとからついてくるもんや。もちろん俺はいつも勝ちを狙ってる。そこについてくるんや」とタイトル獲りも視野に入れている。そこでいきなりジュニア王者撃破を遂げれば、世界ジュニア挑戦への大きな実績となり、YASSHIも「そこに目星つけるのが手っ取り早いやろな」と“青木狙い"の姿勢を明確にした。

 さらにYASSHIはもう一人の相手である佐藤を「いろんな団体で活躍してるんやろ。こんな奴が全日本でのさばってるのは黙っとれんな。俺もいろんなとこに上がって、全日本に手を伸ばしてる。だから、こいつは目障りや」と邪魔者扱いにし、「排除」を宣言。「あと対戦相手に要求するとしたら専務の諏訪魔。こいつにはリング上であいさつしておきたいね」とかつて抗争を展開し、VMで共闘したこともある諏訪魔との再会も見据えた。

 VMを統率する立場にあるYASSHIだが、今回の行動はあくまでも一個人としてのもの。気になる全日マットでのVM復活については「それは俺が判断することや」と肯定も否定もしなかった。ともあれ「全日本にはびこってるカス野郎ども、覚悟しとけよ」と通告したYASSHIが5年半ぶりの全日マットで何らかの波紋を巻き起こすのは間違いなさそうだ。

【YASSHIの話】「(全日マット参戦を表明したが理由は?)まず、いろんな思いがあるねんけど、タイミングとしては新生・全日本になった今、来るべくして来たこのタイミング。不思議に思う奴いると思うけど、もともとここは俺の家、ホームリングやからな。(VMではなくあくまでもYASSHI選手個人の行動?)俺は今、ブードゥーのリーダーとして活動してる。俺が1年半前に復帰した時、俺の家も部屋もなくなってたわけよ。それを1年半かけて作り直したんや。いろんな思いがあるけど、まずは俺一人で乗り込んでいったわけや。今回ブードゥーの名前は一つも口にしてないよ。ブードゥーを全日本で復活するか? それは俺が判断することや。(8月シリーズではタッグマッチ2試合、シングルマッチ1試合が組まれているがカードに不満は?)不満はないけど、ここにおる全員がカス野郎で新生・全日本が盛り上がるんか? だからこのタイミングやろ。(いずれはベルトも狙っていく?)ベルトはあとからついてくるもんや。もちろん俺はいつも勝ちを狙ってる。そこについてくるんや。今、チャンピオン誰や? (世界ジュニア王者は青木だが?)後楽園で当たるな。そいつのことはほとんど知らん。俺が知っとる奴はほとんど残っとらんからな。後楽園でチャンピオンと当たるとなると、どんなもんかテイスティングする。(ここで青木に直接勝利すれば挑戦の実績になるが?)そこに目星つけるのが手っ取り早いやろな。あと後楽園のカードに入ってる佐藤って奴、こいつは知っとる。いろんな団体で活躍してるんやろ。こんな奴が全日本でのさばってるのは黙っとれんな。俺もいろんなとこに上がって、全日本に手を伸ばしてる。だから、こいつは目障りや。こいつは排除。(では8・16後楽園はテーマが多い一戦になると?)テーマは俺の中で作るもんや。何を与えられようが、ブラザーテイストに調理するかやろ。まずチャンピオンと佐藤、記念すべき一発目でこいつらと組まれたが運命。今後も当たることになるやろ。あと対戦相手に要求するとしたら専務の諏訪魔。こいつにはリング上であいさつしておきたいね。こいつがおらんかったら、俺は全日本に来てないから。俺は俺のスタイルで全日本を盛り上げるつもりや。そして活気を取り戻すんや。俺のやり方でな。最後に言わせてくれ。全日本にはびこってるカス野郎ども、覚悟しとけよ」

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