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8/6【全日本】4ヶ月ぶり復帰戦目前 曙が8・30三冠戦へ「絶好調」宣言、至宝奪還&王道トーナメント連覇で「全日本の横綱に戻る」(写真あり)

 8・16後楽園大会で4ヶ月ぶりの復帰戦を控える曙が6日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。8・30名古屋大会での三冠ヘビー級王座挑戦も決まり、「絶好調」を強調した曙は至宝ベルト奪還と9月の王道トーナメント連覇を誓い、「全日本プロレスの横綱的な位置に戻りたい」と早期完全復活を見据えた。

 4ヶ月ぶりとなる曙の復帰戦が10日後と迫った。今年4月のチャンピオン・カーニバル期間中に体調を崩し、戦線離脱を余儀なくされたものの順調に回復。7月中旬から練習を再開した。当初は「歩いて5分ぐらいでダメ」とブランクを痛感したものの、練習を重ねていくうちに解消され、「今、絶好調」と言い切れるほどの自信を取り戻した。

 一方で4ヶ月間リングを離れたことで、不安視しているのが「勝負勘」だ。しかも復帰5戦目となる8・30名古屋大会で早くも三冠王者ジョー・ドーリングへの挑戦も決定。「ぶっつけ本番ですね。8月30日までに何試合かあるんで、そこでじっくり体を慣らしたい」と4度の前哨戦で実戦の感覚を取り戻していくつもりだ。

 曙が返上後、三冠王座は大森隆男→諏訪魔→ドーリングと、わずか4ヶ月間で3人の王者が誕生する群雄割拠の状況となってきた。欠場中はフラストレーションが募ることもあって、あえてリング上の戦いから目を背けてきたという曙だが、「預かってもらってる三冠ベルトは必ず取り戻したい」とキッパリ。舞台となる愛知県体育館は大相撲時代、93年7月の名古屋場所で若乃花、貴乃花との巴戦を制して優勝を決めたゲンのいい会場で、当時と同じ勝負師としての気持ちで臨む構えをみせた。

 負けて手放したわけではないだけに、「その続きをやりたい」と三冠王座返り咲きにかける思いは強い。9月には『王道トーナメント』第2回大会の開催も決まり、昨年度覇者の曙は「去年の優勝者として、今年はぜひ三冠チャンピオンとして出て、王道トーナメントチャンピオンも獲りたい」と至宝ベルトを手土産にしての連覇を誓うばかり。「全日本プロレスの横綱的な位置に戻りたい」と言い切った曙は復帰早々の完全復活を目指す。
※曙のコメントは別項に掲載します

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