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8/12【WRESTLE-1】W-1王座決定トーナメントへ中之上が児玉へのリベンジとKAIとの決勝対決描いた(写真あり)

 中之上靖文が12日、都内・WRESTLE-1事務所で会見。2週間のカナダ遠征を経て、『WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント』(9月21日開幕)に出場する中之上は初戦で対決する児玉裕輔への雪辱を誓い、KAIとの決勝対決を描いた。

 中之上は7月22日からカナダに遠征。現地の団体・AGPW(アランティック・グランプリ・レスリング)の大会に14日間参戦した。2週間の短期間ながら連日一日2試合をこなし、日本と違った環境を経験してきた。

 来月21日にはW-1王座決定トーナメントが開幕し、中之上もエントリーされた。しかも9・22後楽園大会における1回戦では児玉との再戦が実現。7・21後楽園大会で敗れている中之上にとっては雪辱戦となる。「いいものを日本で出していければ」とカナダ遠征の成果を発揮するつもりの中之上は、「もう一回、同じ場所でやるということなんですが、前回負けてしまってるので、同じ失敗は繰り返さない」と児玉へのリベンジを誓うばかり。「W-1になって何回かシングルマッチやらせてもらって全部負けてるけど、手応えというか、もっとやれそうな気がする」とKAIとの決勝対決を描いた。

 W-1旗揚げから間もなく1年。大きな結果を出せずにいる中之上にとって今回のトーナメントはビッグチャンス。「お客さんも全員納得させる形で結果を残していきたい」と誓う中之上が初代王者君臨による大躍進を狙う。

【会見における中之上】
▼中之上「7月の後楽園が終わってから2週間カナダに遠征しました。14日間一日2試合のペースで試合してきました。リングも選手自ら作ってリングの撤去も自分たちでやって、日本の環境より厳しいところでやってきましたが、凄く充実した2週間でした」

――次期シリーズ、W-1王座決定トーナメントについて?

▼中之上「次期シリーズのカードなんですが、さっき見させてもらいまして、新しくWNCから入ってきた人たちとやることが多いのですが、自分としては征矢選手、今、海外で活躍されている真田選手とやるのが凄く楽しみですね。トーナメントに関しては児玉選手ともう一回、同じ場所でやるということなんですが、前回負けてしまってるので、同じ失敗は繰り返さない。初代王者ってことで、そこに名前があるっていうのはかっこいいことだと思うので、W-1始まって約1年、新しいベルトができましたが、そこに自分の名前を刻み込めるよう頑張っていきます」

――カナダでは誰と対戦した?

▼中之上「一番対戦したのは昔、僕が練習生の時に留学生として来ていたフィル・アトラス。一緒にツアー参加したけど、8割方彼と試合してましたね。1興行の中でシングルマッチ4試合、休憩挟んで最後に6メンで締めという形ですけど、毎日2試合やってました。大きめの車2台で選手、スタッフとそれにリングを積んで行ってました」

――本格的な海外遠征は初めて?

▼中之上「台湾とかTNAで1試合だけというのはあるけど、まとまった遠征は初めてですね。言葉が通じない中でやっていくのは大変でしたけど、何とか身振り手振りで乗り切ってきました」

――一番の収穫は?

▼中之上「間ですかね。日本と海外は間が凄く違うというか、結構ゆっくり間をもってやってるような感じが自分はしたんで」

――これからファイトスタイルも変わる?

▼中之上「これは日本で通用しないなと思ってる部分もあったけど、いいものを日本で出していければなと思います」

――W-1王座決定トーナメントは浮上を狙う中之上選手にとって大チャンスになるが?

▼中之上「僕だけじゃなくみんなが初代王者を狙ってるんで、簡単なあれではないですが、みんなには負けたくないですよね」

――決勝で誰と初代王者を争いたい?

▼中之上「KAI選手とやりたいですね。W-1になって何回かシングルマッチやらせてもらって全部負けてるけど、手応えというか、もっとやれそうな気がするんでKAI選手とやりたいですね」

――Novusに見下されているが?

▼中之上「前回負けてるのであまり偉そうなことは言えませんが、次は叩き潰して、自分が大きいこと言おうとは思ってます。お客さんも全員納得させる形で結果を残していきたいですね」

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