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8/14【WRESTLE-1】武藤が河野からのW-1トーナメント出場要求を拒否

 WRESTLE-1は14日、武藤敬司のコメントを発表。河野真幸から要求されたW-1初代王座決定トーナメントへの出場を拒否し、同トーナメントを“未来への戦い"と定め、W-1勢に期待を込めた。

 前日にデスペラードのリーダー・河野が記者会見を開き、初代王者決定トーナメントへの武藤敬司の出場、自らのスーパーシード化、優勝者への“統制権"確約を要求した。

 それを伝え聞いた武藤は「私がトーナメントに出る事はありません」と改めて表明。今回のトーナメントを“未来への戦い"と定めた。確かに武藤はW-1の顔だが、現在のW-1勢から飛び抜ける選手が現れないことにはW-1の発展はない。武藤は「トーナメント出場選手全員がベルトと未来に向かい最後まで戦い抜いてくれる事を望みます」と期待を込めた。

【武藤のコメント】「昨日の河野の会見内容を会社から聞きました。そもそもデスペラードは所属選手というくくりではトーナメントに出れない軍団ですが、軍団として独占的にレギュラー参戦している以上は軍団を代表して所属選手である河野を選出しました。また、本隊選手には初代王座決定トーナメントという図式の中で、河野へのリベンジと初代王座が手に入るという舞台のため、特に河野へのリベンジと初代王座への思いが強いであろうKAIと征矢を一回戦で当てました。この2人にはより高いハードルを与えたのですが、最高の戦いを一回戦で見せてくれると思います。近藤、カズについてもタッグチームとしても素晴らしいですが、今一度シングルプレイヤーとしても輝いて欲しいという気持ちからあえて一回戦で組みました。今回のトーナメントでは所属選手全員にあえて難しいテーマを投げかけました。参加選手にはトーナメントなので勝たないと終わりますが、同時に試合内容も追求してほしいですね。決勝戦まで余力を残せないような過酷なカードを一回戦から並べました。もう武藤敬司うんぬんではなく、この団体、このトーナメント、このベルトは未来を向いており“未来への戦い"です。私がトーナメントに出る事はありません。トーナメント出場選手全員がベルトと未来に向かい最後まで戦い抜いてくれる事を望みます。決勝戦が終わったら、参加選手・お客さんも共に感動して涙するようなプロレス熱狂空間を期待しています」

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