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9/1【東京愚連隊】今年も仮面貴族が飛来 マスカラスが12・11後楽園『TOKYO DREAM 2014』に参戦(写真あり)

 仮面貴族が今年も年末に日本マットへ飛来する。東京愚連隊は1日、12・11後楽園大会『TOKYO DREAM 2014』にミル・マスカラスが参戦することを発表。テレビ番組出演のため来日していたマスカラス本人も会見で意気込みのほどを述べた。

 昨年末の愚連隊興行にも登場し、ドス・カラスとの兄弟タッグで往年のファンを魅了。今年も招へいを望んだNOSAWA論外のオファーをマスカラスも快諾し、後楽園参戦が発表された。

 マスカラスは前夜、日本テレビの『24時間テレビ』で101キロマラソンを完走したTOKIOのリーダー・城島茂さんへ“ご褒美"としてサプライズ出演。マスカラスの大ファンである城島さんにマスクをプレゼントした。

 思わぬ形で“健在ぶり"をアピールした翌日となったこの日は、NOSAWA論外、MAZADAとともに都内ホテルで参戦発表会見に臨んだ。カードは未定だが、6人タッグマッチに出場予定。まずは論外が「僕以外にもセニョール(マスカラス)と試合をしたいという選手は多くいるので、そういう選手を集めたお祭り的なカードが組めれば。選手が決まり次第、段階的に発表していきたい。セニョールには過去、多くのライバルがいましたが、現在のライバルは自分だと思ってます。今年はライバルとして勝負したい」と説明し、マスカラスも「今のコンディションならNOSAWAのライバルになれるはず」と応えてみせた。

 今年で72歳となったマスカラスだが、まだまだ“現役"だ。今回は急なオファーに応えての来日だったというが、「今朝も3キロ、ランニングをしてきたよ。部屋でも腕立てやスクワット、チューブトレーニングをしたんだ」と微笑んだ。メキシコでも3日に1回は5キロのランニングと筋トレを欠かさないという。

 こだわりは、メキシコの“クラシックスタイル"だ。「今と昔のプロレスはトータルでかなり変化して来ている。あらゆるムーブが複雑化して派手になっているし、顔や肉体の“かっこよさ"を求める度合いも強くなった。でも、ルチャリブレ(プロレス)の本質として“見せなければいけないもの"は変わっていないはず。メキシコのクラシックスタイルを見せたい。そのうえで、どんな選手が来ても対応できるのが私のやり方だ」と持論を展開。今もなお“憧れの対象"であり続ける仮面貴族の流儀を、今年も暮れの後楽園で日本のファン、レスラーに届けるつもりだ。


☆12/11(木)東京・後楽園ホール『TOKYO DREAM 2014』18:45開始

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