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9/3【WRESTLE-1/ZERO1】ジュニア対抗戦へ近藤「勝って終わり」、日高は“カズ引っ張り出し”視野に(写真あり)

 9・6大阪大会で行われる「近藤修司&吉岡世起vs日高郁人&菅原拓也」に向けた会見が3日、都内WRESTLE-1事務所で開かれ、近藤と日高が出席。「勝って抗争終結」を宣言した近藤に対して、日高は近藤&カズ・ハヤシのZERO1ジュニアに「引き込む」青写真を描いた。

 会見に吉岡と菅原の姿はなし。イギリス遠征中の吉岡は分かるが、菅原は“ボイコット"だった。会見で日高は「菅原が言いたいのは近藤のパートナーがなぜ吉岡なのかということだと思う。僕と菅原で2人でZERO1背負って出て行くわけですから、そこは吉岡じゃなくてカズ・ハヤシが入るべきだと思います」と説明した。

 近藤も動じず。「カードに不満があるなら当日も来るんじゃねえ」と菅原を冷たく突き放し、「相手チームの弱点は菅原。動きを見てると、ヒザとかを痛めてるのか、足の動きがひじょうに悪い。全盛期よりスピードもパワーもない。ここで菅原から取ったら抗争は終わり」と宣言した。

 日高と菅原はZERO1マットでは基本的に敵対しているが、「それでも俺たちZERO1は勝たないといけない」と日高は強調。理由は天下一Jr.の延期だ。

 火祭りと並ぶZERO1恒例のシリーズだったが、今年は「集客が見込めない」との経営的判断から開催見送りが決まったばかり。「今こそZERO1ジュニアの存在感をみせていかないといけない。菅原に勝ったら終わり、と近藤選手は言っていましたが、近藤選手もカズ選手も素晴らしい選手。ZERO1ジュニアの存在意義というのを見せるためにも、彼らを巻き込んで素晴らしい戦いをしていくことが必要」とカズ&近藤のZERO1ジュニアへの“引っ張り出し"を視野に入れた。

【会見の模様】
※会見の冒頭、吉岡はイギリス遠征中であることから、菅原はカードに不満があることから会見を欠席する旨が報告される。

▼近藤「今日は来てませんけど、菅原は俺と関係のある人間。でも、カードに不満があるなら当日も来るんじゃねえ。そんな感じです」

▼日高「菅原と話したわけではないですけど、菅原が言いたいのは近藤のパートナーがなぜ吉岡なのかということだと思う。僕と菅原で2人でZERO1背負って出て行くわけですから、そこは吉岡じゃなくてカズ・ハヤシが入るべきだと思います」

――ここで両団体ジュニアの抗争に決着をつける?

▼近藤「決着をつけるなら、シングルでつけるものだと思ってる。菅原が大阪に来るなら、その先(シングル)があるのかどうか。でも、コンディションが良く無さそうなのできっちり練習して来いと言いたい」

▼日高「近藤&吉岡組には後楽園で負けてる。しっかり勝ちを取り返してカズ・ハヤシを引っ張り出したいと思います。だから今回は吉岡よりも近藤から獲りにいきたいと思います」

――チームワークに不安は?

▼菅原「確かに菅原とは普段組んでない。会見に来ないのも知らなかった。でも、リングに上がれば目指すものは勝利だけですから。チームの総合力は問題ないと思ってます」

――改めて互いの印象は?

▼近藤「(日高は)キャリアもあるし、スピードも持ってる。だから相手チームの弱点は菅原。動きを見てると、ヒザとかを痛めてるのか、足の動きがひじょうに悪い。全盛期よりスピードもパワーもない。ここで菅原から取ったら抗争は終わりだと思ってる。あと、吉岡とは前回の対抗戦でも組みましたけど、吉岡はイギリス遠征から帰ってきて初めての試合になる。みんなも知らない吉岡が出てくることが楽しみ」

――菅原のコンディションが悪いと指摘された

▼日高「知ったこっちゃない。俺が心配することでもないし。ただ、それでも俺たちZERO1は勝たないといけない。ZERO1では天下一Jr.も延期になってる。ZERO1ジュニアの存在感をみせていかないといけない。菅原に勝ったら終わり、と言っていましたが、近藤選手もカズ選手も素晴らしい選手。ZERO1ジュニアの存在意義というのを見せるためにも、彼らを巻き込んで素晴らしい戦いをしていくことが必要。この先のシングルに持っていくためにも、勝たないといけない。(W-1のジュニア勢を巻き込みながら)戦いを継続していきたいと思います」

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