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9/4【WRESTLE-1】吉岡が1ヵ月半の英国遠征から帰国 初代王者T・大和戦へ「成長ぶつける」(写真あり)

 約1ヵ月半におよぶ英国遠征から帰国した吉岡世起が4日、都内WRESTLE-1事務所で会見。あらゆる“収穫"を強調し、W-1初代王者決定トーナメントにかける思いを語った。

 7月に単身渡英。現地では『イングランド・オールスター・レスリング』の一員として30試合をこなした。“未知"だらけの日々は若き吉岡にあらゆる経験をもたらしたという。

 「まず短期間で30試合ができたのが初めての経験。あとは、向こうの選手は自己アピールが凄い、というのも刺激になりました。リングのコンディションが悪い中でラダーマッチをやってヒザをいためたり、風邪をもらってしまったり…いろんなことがありましたね。色んな新しい技や動きにも触れることができたので、自分の中でも引き出しが増えました。自分がここだ!と思った時に開けられる引き出しが増えた実感はあります。あとは、遊園地とかでの試合も多くて、子どもを意識しないといけないシチュエーションだったり、キャッチに傾いたガッチリしたレスリングのシチュエーションだったり。当日までカードを知らないこともしょっちゅうだったので、あらゆることに対する対応力も身についたと思います」(吉岡)

 遠征中にディーン・オールマークとの初防衛戦に敗れ、ブリティッシュ・ライトヘビー級王座から陥落したものの、ベルト以上に得がたい経験が収穫となった。

 その成果をみせる舞台となるのが、W-1初代王者決定トーナメント1回戦。9・22後楽園大会では大和ヒロシと対決する。「僕のW-1でのデビュー戦の相手は大和さんで、それ以来のシングルマッチとなるんですけど、TNAのベルトにも挑戦しましたし、どれだけ1年間で成長してきたかを見せたい。特に大和さんだからこうしよう、というのはありません。直属の先輩に、成長した自分のプロレスをぶつけたい」と“ありのまま"で臨む構えをみせた。


【会見の模様】

▼吉岡「イングランドのオールスターレスリングで約1ヵ月半に渡って、30試合をやってきました。途中ハプニングもありましたが、学ぶことも多かった。ベルトは落としてしまったんですけど、それでも色々と収穫はあったと思います。初代王者決定トーナメントの1回戦の相手は大和さん。僕のW-1でのデビュー戦の相手は大和さんで、それ以来のシングルマッチとなるんですけど、TNAのベルトにも挑戦しましたし、どれだけ1年間で成長してきたかを見せたいと思います」

――イギリスではどんな日々を送っていた?

▼吉岡「リヴァプールを拠点に、チームに分かれて試合をしていました。週に2日がオフで、5日が試合。リングのコンディションが悪い中でラダーマッチをやってヒザをいためたり、風邪をもらってしまったり…いろんなことがありましたね。イギリスはキャッチレスリングのイメージが強かったんですけど、僕がいたチームはどっちかというとアメリカンスタイルでした。ただ、タイトルマッチはじっくりしたレスリングの攻防になって、向こうの引き出しの多さに負けた感じですね。技の引き出しがとてつもなく多かった。最後の逆さ押さえ込みも、やられてて自分がどうなってるか分かってないまま負けてしまった感じです」

――7月の両国でヒザを負傷したが?

▼吉岡「だいぶ回復してからイギリスに行ったんですけど、ラダーマッチの中とかでまた痛めてしまった。まだ完全に回復してるとは言えないんですけど、試合自体はできる状態です」

――トーナメント前にZERO1との対抗戦があって、日高&菅原組は「吉岡じゃなくてカズ・ハヤシを出して来い」と言っているが?

▼吉岡「そこに関しては納得いかないですね。近藤さんとのタッグでZERO1に乗り込んだ時も勝ってますし、その後の対抗戦もある程度、存在感は示せたと思ってますんで。まだ僕を認めてないのかと思うと悔しい。イギリスに行ってる間にフラストレーションも溜まってるんで、それをぶつけたいと思ってます」

――イギリスでの具体的な収穫というのは?

▼吉岡「いろいろあると思うんですけど、まず短期間で30試合ができたのが初めての経験。あとは、向こうの選手は自己アピールが凄い、というのも刺激になりました。色んな新しい技や動きにも触れることができたので、自分の中でも引き出しが増えました。自分がここだ!と思った時に開けれる引き出しが増えた実感はあります。あとは、遊園地とかでの試合も多くて、子どもを意識しないといけないシチュエーションだったり、キャッチに傾いたガッチリしたレスリングのシチュエーションだったり。当日までカードを知らないこともしょっちゅうだったので、あらゆることに対する対応力も身についたと思います」

――どう大和と戦う?

▼吉岡「特に大和さんだからこうしよう、というのはありません。直属の先輩に、成長した自分のプロレスをぶつけたい」

――W-1ベルトに対する思いは?

▼吉岡「W-1に対する思い入れは強いので、W-1の初代チャンピオンを決めるというトーナメントは、僕にとって凄く思い入れのある戦いになると思います。周囲は“いち若手"かもしれないですけど、僕が獲ればW-1の未来が示せると思うので、獲りたいと思います」

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