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9/16【WRESTLE-1】肉体改造&メキシコ流トレーニングで原点回帰 大和がW-1初代王者決定Tへ公開練習(写真あり)

 大和ヒロシが16日、都内・WRESTLE-1道場にて9月21日に開幕する「WRESTLE-1 TOUR 2014 初代王者決定トーナメント」に向けて練習を公開した。

 大和がテーマとして掲げたのが“原点回帰"。その一環として肉体改造、そしてエル・イホ・デル・パンテーラ指導のメキシコ流トレーニングの導入だった。

 練習ではパンテーラ選手指導の元、ルチャの動きを反復練習。デビュー戦の地・メキシコでの猛練習を再現し、パンテーラに最新のメキシコ流トレーニングの教えを受け、進化したトレーニングを実践した。

 練習後の食事は「蒸したブロッコリー」「油を使用せずに炒めたきんぴら」など油脂を完全排除した愛妻弁当を持参している。「朝食はもちろん、17時以降は炭水化物も抜いています」と研ぎ澄まされた肉体改造を実行中。「原点回帰で色んなものを自分の体に、心に、技に反映させていっています」と大粒の汗を拭った。

 昨日の千葉大会メインイベントでは1回戦の対戦相手・吉岡世起選手より直接ピンフォール勝ちを収め地元・千葉で好調をアピール。トーナメント直前にドイツ遠征でのEWPインターコンチネンタル王座初防衛戦が組まれるなど他の選手よりハード日程が予想されるが、「全て挑戦です」と前しか見ていない“情熱男"大和がトーナメント制覇に向け真っ白な道を歩き始めた!(※写真、情報提供=WRESTLE-1)

【公開練習における大和】
▼大和「WRESTLE-1の中で1番を決める、しかも初代王者を決めるトーナメントに出場しますが、出る以上は優勝以外考えていません。良い成績を残すとか、良い試合をするとかだったら出ない方が良いと思います。自分が今までやってきた戦いはWRESTLE-1の頂点というベクトルからは少し外れたベクトルで戦っていたかもしれません。ベルトが出来たからにはWRESTLE-1の頂点をしっかり目指して、1番最初に辿り着くために全力を尽くして挑みたいと思います」

――肉体改造、そしてパンテーラに練習を見てもらっている意図は?

▼大和「肉体改造に関しては原点回帰です。僕は過去に2度大きな転機となる肉体改造をして来ました。体を変えることによって人生がガラリと変わってしまうのです。中学時代にした1度目の肉体改造でプロレスラーを目指すことになりましたし、2009年に2度目の肉体改造をした際はそれを機にベルトを戴冠出来ました。だから、今回も肉体改造に取り組んでおります。パンテーラ選手に関しても同じく原点回帰です。僕のプロレスのルーツはメキシコ。最新のメキシコ流トレーニングを伝授してもらっています。今日は1部分しか見せていませんが、打撃、関節技、走り込み、歌ったり、踊ったり、色んなものを取り入れながら自分の体に、心に、技に反映させていっています」

――1回戦直前にドイツ遠征が控えているが?

▼大和「僕はいつ何時、何にでも挑戦するのが大和ヒロシと自負しています。僕のスタンスですし、防衛戦ですがひとつの挑戦だと思っています」

――1回戦の対戦相手が吉岡で、過去に2戦して2勝と相性は良いと思われるが自信は?

▼大和「彼は急激に成長していると思います。凄く大舞台をこの1年で経験していると思います。Xディビジョン挑戦だったり、ブリティッシュ・ライトヘビー級王座を戴冠したり海外遠征と。正直、自分よりこの1年は彼の方が濃い戦いをしていると思います。最後に行ったシングルマッチから大分時間が空いていますし、どれほど彼が成長しているか計りかねている部分もあります。まだ若干時間があるので防衛戦と並行して現在の吉岡世起対策をしっかり練ります。後輩とかという感覚は捨てて、タイトルホルダーぐらいの気持ちで臨みたいと思います」

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