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9/24【WRESTLE-1】会見における近藤、KAIの詳細コメント

 24日、都内・WRESTLE-1事務所で会見した近藤修司、KAIの詳細コメントは以下の通り。

【会見における近藤】
▼近藤「トーナメントというのは一発勝負というのがあって、それはあらかじめ分かってて、気持ちを作りながらやったんですが、後楽園、名古屋と大事な試合が2連戦で行われる。体力的にきつかったけど、何より1回戦でカズさんに勝てたのが力になってる。カズさんに勝った以上、上に行かないといけないという使命をもって戦えた。それが僕と大和の差だったと思います。試合に関してはどっちが勝ってもおかしくない展開だったと思います。次の相手はKAI。後楽園、名古屋と試合は見させてもらいました。この1年で成長してるというのは間違いない。メインで毎回締めてるだけはある内容。でも、ここで勝たないと僕的にはW-1で無差別級と言った意味がなくなるので、必ず勝ちたいと思います」

――KAIに対する評価は?

▼近藤「W-1にいて、やっぱり旗揚げ戦の頃って傍から見ててふがいないというか、お客さんにも認められてなかった部分があると思うんですね。そういう中できついことを言うこともありましたが、1年経ってこうやってシングルの試合をみると、ただやってきただけじゃないというのがみえたというか。だからといって簡単に勝たせるわけにいかないんで。誰がこのベルトを獲ったら一番面白いか。そういう意味でも僕は使命感があると思ってますね」

――他の3人が獲ったらつまらない?

▼近藤「そりゃそうでしょ。内容的には俺が獲ったらそれなりのものをみせていく自信があります。彼は俺に勝ったら何でも言えるんじゃないですか。でもそう簡単には負けないというか。あえて自分にもきつい試合を準決勝でやって、決勝でもきつい試合をやろうかなと思ってます」

――船木と河野の勝者が決勝の相手になるが?

▼近藤「どっちが出てきてもいいと思ってます。どちらが出てきても僕は精一杯、思い切りぶつかっていくだけ。どちらもヘビー級でやってきたんで、僕の真価をみせられるチャンスかなと」

――無差別級の集大成となるがベルトへの思いは?

▼近藤「1年前に言ったことがベルトという形になってるわけですから、1年越しの夢と言ったら大げさですけど、それをかなえるために、言ったら僕のためのベルトという思いはあります」

――KAIの成長度合いはどう感じている?

▼近藤「成長度合いっていうのはみんなたぶん旗揚げ戦の真田戦を思い返せば自ずと分かると思う。今はメインイベンターとしてこなしてる。でもそこまでで、その先に行かないと彼はエースとしては無理なんじゃないかなと思います」

【会見におけるKAI】
▼KAI「昨日おとといと1回戦が征矢で、2回戦が田中さん。両方ともギリギリで、二人とも相当な覚悟できてるんで、勝つことはできたけど、正直体はボロボロです。試合後に見に来てくれたファンの皆さんをお見送りさせてもらって、そこで皆さんに『絶対決勝いって優勝してくれ』、『お前が初代王者になるのを信じてる』とか、そういう温かい言葉をもらって、凄いパワーになりました。昨日は名古屋だったんですけど、自分が憧れの大仁田さんと組んで電流爆破をした同じ会場でもあって、そこで何かその時の思い出も甦ってきて、パワーももらえて、何とか準決勝、勝ち残ることができたんで、あと二つ必ず勝って優勝したいと思います。準決勝の相手、近藤選手、何度も戦ったことがあるし、手の内は分かり合ってる中で、ジュニアなんですけど、やっぱりパワーが物凄いし、スピードも凄い。何をしてくるか分からない選手ですけど、こっちもなめてるつもり一切ないんで全身全霊で。決勝のことを考えてたら、この準決勝、勝てないんで、出し切るつもりで当たって、決勝は相手が誰だろうと気持ちしかないと思うんで、そこで必ず勝ち上がって必ずベルトを手に獲りたいと思います」

――1回戦、2回戦ともメインを締めたが?

▼KAI「ガムシャラですからね。そこは応援とかしてもらって勝てたんで、そういう部分では充実してますけど、これはベルトを取るまでの通過点。満足はしてないんで、やっぱり最後にベルトを獲った時に充実感が生まれてくると思うんで」

――近藤が『今はメインイベンターとしてこなしてる。でもそこまでで、その先に行かないと彼はエースとしては無理なんじゃないか』と発言していたが?

▼KAI「言われてるその言葉を返すなら、このベルトを獲ってこそ、僕も本当の意味でエースになれると思うんで、それを証明したいと思いますね。目に見えるこのベルトを取ってこそ。これは僕がエースになるためにできたベルト。これを獲ってこその本当のエースだと思います」

――近藤も『自分のためのベルト』と言っていたが?

▼KAI「全員そう思ってるだろうし、KAIを応援してくれる人のためのベルトだと思ってる。自分のためだけのベルトじゃない。KAIを応援してくれる、W-1を応援してくれるファンのためのベルトだと思ってます。じゃあ最後に、誰が何と言おうとW-1の初代王者になるのは俺です」

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