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9/30【全日本】三冠挑戦正式決定 王道T覇者・潮崎が王者ドーリングに脅威も至宝ベルト初戴冠へ正面突破宣言(写真あり)

 第2回王道トーナメント覇者・潮崎豪が30日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。10・29山形大会で三冠ヘビー級王者・ジョー・ドーリングへの挑戦が決まり、「優勝の勢いをさらに加速させて、、この上ない三冠戦にしたい」と悲願の至宝ベルト初戴冠を誓う潮崎は、王者に脅威を感じながらも「全力で正面から小細工なしでぶち当たっていきたい」と正面突破を宣言した。

 9月シリーズで開催された第2回王道トーナメントは潮崎の優勝で幕を閉じた。しかも1回戦で三冠王者・ドーリングを撃破し、決勝戦では大激闘の末に諏訪魔に勝利。申し分のない実績を作り、この日、PWF本部が三冠挑戦を認めた。

 潮崎の三冠挑戦は2・23沖縄大会で第47代王者・曙に挑んで以来8ヶ月ぶり3度目。まさに三度目の正直で至宝ベルト初戴冠を狙う。しかもドーリングとは過去4度シングル対決し、3勝1引き分けと負けなし。王道トーナメント優勝の勢いもあって、三冠王者・潮崎誕生の予感が漂う。

 当の潮崎も「王道トーナメント優勝の勢いをさらに加速させて、もっともっと盛り上がる大会にしたいと思いますし、この上ない三冠戦にしたい」と気合が入るところだ。9・28大阪大会での諏訪魔との決勝戦は大激闘もあって場内の盛り上がりは凄まじいものがあった。その中で潮崎は「大阪での決勝戦に見に来てくれた方たちの声援、応援というのは自分に向いてた」と実感。全日本ファンは潮崎時代の到来を待ち望んでいるとの確信を得た。

 その期待に応えるためにも、千載一遇のチャンスを逃すわけにはいかない。ただ、王者は最強外国人ドーリング。王道トーナメントでは1回戦敗退に終わったとはいえ、三冠王者君臨以来、圧倒的な強さを誇っている。潮崎も「パワー、スピードにさらに自信をつけて、そのうえに余裕というのはおかしいけど、試合をコントロールする力、試合を楽しんでる印象を受けて、2倍も3倍もあの頃から比べると止めようがないんじゃないかというぐらいの選手になってる」と脅威に感じている。

 それでも潮崎にはドーリング、諏訪魔の猛攻を耐え抜き、王道トーナメントの栄冠を勝ち取った自信がある。「いかに自分がその猛攻を耐えて、突破口を切り開いていくか、そういうとこも見てほしい」と言い切った潮崎は、「全力で正面から小細工なしでぶち当たっていきたいと思う選手。この間の1回戦以上の試合をして、その上で三冠ベルトをいただきたい」と正面突破を宣言した。

 当然ドーリングも潮崎へのリベンジに燃えている。今の王者を攻略するのは至難の業だが、潮崎は王道トーナメント同様に真っ向から立ち向かう覚悟を決めている。
※潮崎のコメントは別項に掲載します

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