10/5【NOAH】左ヒザ集中砲火で逆境も石森「足一本くれてやる」 GHCジュニアタッグ王座戦公開調印式(写真あり)
10・12横浜大会のGHCジュニアヘビー級選手権試合「(選手権者)石森太二&小峠篤司vs拳王&大原はじめ(挑戦者)」に向けた公開調印式が5日、東京スカイツリータウンのソラマチにある『J:COM Wonder Studio』で開かれ、左ヒザへの集中砲火に苦しんできた王者・石森が「足一本くれてやる」と覚悟を示した。
横浜決戦をちょうど1週間後に控えたこの日、世界一の電波塔の下で公開調印式が開かれた。9月に左ヒザじん帯損傷から復帰した石森だが、大原からは「夏休み欲しさのズル休み」と断定され、「嘘から出たまことにしてやる」と前哨戦を通じて手段を選ばぬ左ヒザへの集中砲火を浴びてきた。完治せぬまま復帰したところへの集中砲火だったこともあって、この日の歩行もぎこちなさを残すなど防衛戦へ暗い影を落としている。
調印式では相変わらず大原がじょう舌にヒザ破壊を予告してきたものの、石森は「要は自分が3カウントかギブアップを取られなければ必ず勝てると思ってるんで、足一本ぐらい、くれてやろうと思ってます」と宣言。台風接近の中でも詰め掛けた観衆に、逆境打破への強い覚悟を示してみせた。
ちなみに石森の相棒・小峠はJ:COMのマスコットキャラクター『ZAQ』のぬいぐるみ持参で登場。「横浜大会、荒れるぜ〜…止めてみなっ!!」と得意のセリフで意気込んだが、「こいつ(小峠)みたいに今日もワケの分からないぬいぐるみ持ってきて、いっつもいっつもチープな会見ばっかりしてるレスラーには絶対負けたくない」と拳王の怒りを煽る結果となっていた…。
公開調印式における4選手の詳細コメントは以下の通り。
【公開調印式の模様】
※小峠はJ:COMのマスコットキャラクター『ZAQ』のぬいぐるみ持参で登場
――横浜のジュニアタッグ王座戦に向けての思いを
▼拳王「石森のヒザも、ベルトも、ジュニアタッグリーグ戦を優勝してからずっと狙ってきた。今日も隣のヤツ(小峠)はワケの分からないぬいぐるみを持ってナメきった態度なんで、タイトルマッチでガッツリとこいつらをボコボコにして俺たちにベルトを持ってきたいと思います」
▼大原「今年の8月にジュニアタッグリーグ戦を優勝して、我々がノアのジュニアで一番強いタッグチームであることを証明したんですけど、チャンピオンがヒザが痛いと言って休んでしまって、チャンピオンシップが延びに延びて10月になってしまいました。ヒザが痛いそうなんで、キッチリ12日はヒザを破壊して、我々がチャンピオンになって、横浜でおいしい中華料理でも食べたいと思います」
▼石森「ジュニアタッグリーグ戦で優勝を逃したうえに、その後欠場してしまって、タイトルマッチが決まってからも前哨戦で負けが続いていますが…このタイトルマッチは僕の経験と勘で必ず勝ちます。要は自分が3カウントかギブアップを取られなければ必ず勝てると思ってるんで、足一本ぐらい、くれてやろうと思ってます。それに小峠のことも信頼してるんで、必ずやってくれると思ってます。応援よろしくお願いします」
▼小峠「相手は実力のある2人だと思ってますけど、竹刀振り回したりしてくるんで、何でそんなことするんだろうな…という思いもあります。でも横浜のちびっ子達に『悪いことをしゃちゃいかん!』というところを見せていかないといけないと思ってますんで、正義は勝つ!ってところを見せていきたいと思います!」
――改めて皆さんに向けて意気込みを
▼拳王「こんな雨の中、このソラマチに足を運んでくれたクソ野郎ども、どうもこんにちは。石森も『足一本くれてやる』って言ってるし、こいつ(小峠)みたいに今日もワケの分からないぬいぐるみ持ってきて、いっつもいっつもチープな会見ばっかりしてるレスラーには絶対負けたくないんで、10月12日は俺たちにベルトを持ってこようと思ってます。…以上」
▼大原「さっき(王者組は)竹刀うんぬんと言ってましたけど、最近の仮面ライダーもプリキュアも武器を使って戦いますね。僕は最近の子どもの人気がどういうところにあるのか、研究しているんです。そんなところも大事だと踏まえて、しっかりと竹刀を使っているんです。今日は別のフロアでもアイカツ!とかウルトラマンのイベントをやってましたね。今日は是非、ソラマチで楽しんでもらって、来週は昼に横浜でおいしい中華料理を食べてもらって、夕方には横浜文化体育館で我々の試合をみて楽しんでもらえたらな、と思っております。この東京スカイツリー。643mあって世界一高い電波塔なんですけど、我々の志も高いです。必ずベルトを獲ってムイビエンなノアにしていきます」
▼石森「(※じょう舌な大原のコメントを聞いてから)…ひじょうにやりにくい会見ですね(苦笑) 10月12日には僕らが必ず防衛します」
▼小峠「僕らのタイトルマッチのほかにも、GHCのタイトルマッチが3つありますんで、そこはジュニアタッグにしかできないスピード感のある試合を横浜のお客さんに見せていければと思っています。なので俺たちの試合が速いのか、それともZAQの通信速度が速いのか!?…という勝負にもなると思います。…ということで横浜大会、荒れるぜ〜…止めてみなっ!!」
