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10/6【IGF】鈴川がワン・ビン戦へ“白鵬ばり"完勝ノルマ 大みそ日挑戦実現へ「ミルコは寝ないでベルト磨いとけ」(写真あり)

 10・13名古屋大会『GENOME31』でワン・ビンとの一騎打ちに臨む鈴川真一が6日、都内IGF道場で会見。“完勝ノルマ"を自らに課したうえで、IGF王者ミルコ・クロコップに「寝ないでベルトを磨いとけ」と通告した。

 8・23両国大会ではミノワマンを破ってMMAルール戦で初勝利。余勢を駆って迎える秋の名古屋決戦では、ホープの中華戦士ワン・ビンに胸を貸す。

 「ヤツが入ってから2年くらい。ずっと道場で一緒にトレーニングを積んできたけど、確実に体もデカくなってる。散打出身だけに蹴りとパンチの威力も上がってきてるのも分かる」と異国の地で住み込み修行を続けるワン・ビンの成長を認めたものの、「今度は試合を通じてその成長を感じてみたい部分もあるけど、リングに上がったら後輩から対戦相手に変わるから。ここは力の差ってモンを見せたい」と“壁"として立ちふさがる構えをみせた。

 今回はGENOMEルール(プロレスルール)戦とあって「久々にグローブ外して好きなだけ張り手が叩き込めるかと思うと楽しみ。ヤツも打撃が得意だから、ちょうどいい」と得意の“マーダービンタ"全開を予告。さらには、海外修行も浮上しているワン・ビンに「何なら俺が勝って、その海外行きチケットも俺がもらってやる。今は道場に高橋(義生)コーチがいるから、海外修行する必要は俺にはないけど、厳しさを教える意味でも“没収"だ」と不敵に笑った。

 今回の会場は愛知県体育館。大相撲・名古屋場所が開かれる会場だけに、「相撲つながりで一番盛り上げてやりたい気持ちもある」と鈴川。先の秋場所では横綱・白鵬が、新入幕で怪物旋風を巻き起こしたモンゴルの後輩・逸ノ城に貫禄を見せ付ける完勝をおさめたが、「この前、横綱が逸ノ城を破った一番は“若い芽を摘む"意味でも参考になった。横綱も気は抜いてなかったと思うしね」と語り、未来ある若手を全力で叩きつぶす横綱相撲の“完勝ノルマ"を自らに課した。

 そのうえで見据えるのは、無論大みそ日の猪木祭。「ミノワマンにも勝ったし、このまま勝ち星を積み上げて年末につなげたい。ミルコはベルトを磨いとけって。寝ないで磨き続けとけ。俺が巻く日まで」と宣告した。ミルコへのリベンジを果たして、暮れの大舞台でIGF王座初戴冠。青写真通りにコトを進めるためにも、ワン・ビン戦での“完勝"は譲れない。


☆10/13(月・祝)愛知県体育館(名古屋)『GENOME 31』16:00開場、17:00開始

▼シングルマッチ
奥田啓介
vs
橋本大地

▼シングルマッチ
ダーク・ドラゴン
vs
ウルティモ・ドラゴン

▼シングルマッチ
クラシック・キッド
vs
澤田敦士

▼シングルマッチ
ワン・ビン
vs
鈴川真一

▼シングルマッチ
モンターニャ・シウバ
vs
クラッシャー川口

▼シングルマッチ
ジョン・アンダーセン
vs
将軍岡本

[その他参戦決定選手]
ジェロム・レ・バンナ

プロ格 情報局