10/9【NOAH】会見におけるヨネ&中嶋、永田&中西の詳細コメント
9日に東京・有明のノア事務所で開かれた、10・12横浜大会のスペシャルタッグマッチ「モハメド ヨネ&中嶋勝彦vs永田裕志&中西学」に向けた会見における4選手の詳細コメントは以下の通り。
【会見の模様】
――永田選手は約3ヵ月ぶりのノア参戦となるが?
▼永田「お久しぶりです。7月の有明コロシアムでベルトを失い、しばし“お役ご免"かと思ってましたが、こんなにも早くノアに参戦する機会が訪れるとは思ってませんでしたね」
――今回の横浜ではヨネ&中嶋組と対戦するが?
▼永田「初めてじゃない相手なんで、そこに新たな刺激という意味で(※中西の肩を叩きながら)最高の“お土産"を連れてきました」
――中西選手は12年半ぶりのノア参戦となるが?
▼中西「対戦したことが無い相手なので、まぁ楽しみでしかないですね! この2人と戦うのは。とにかく暴れたいです。永田が連れてきた最終兵器だと思って下さい!」
――逆に永田&中西組の印象は?
▼中嶋「永田さん、中西さんはキャリアある大先輩だと思いますけど、今回は対抗戦なので、しっかり新日本から取って、BRAVEの中嶋勝彦として暴れていきたいと思います」
▼ヨネ「永田選手とはGHC戦で負けてそのままになっています。俺の中ではその時の悔しさが残ってます。永田裕志のせいで坊主にもなりましたし。その借りをグローバル・リーグの前に横浜で返したいと思います」
――永田選手もヨネ選手もグローバル・リーグ戦では同ブロックだが?
▼永田「ヨネ選手に限らず、リーグ戦で同ブロックのメンバーを見ていると初対決の選手がほとんどいない。昨年から今年の上半期にかけて私がノアに残した爪跡に対して“借りを返す"みたいな雰囲気を感じますし、ヨネ選手だけでなくて他の選手が虎視眈々と狙ってくるはず。今になっても“永田永田"と言われるのは、それだけノアマットを活性化させてきた証拠。だからまた出るからにはノアのマットを再び青く染め上げてやるって感じですね」
▼ヨネ「横浜でも当たって、リーグ戦でも同ブロックになったことは運命的なものを感じます。横浜でもリーグ戦でも首を獲れっていう啓示を受けているような感じです」
――改めて意気込みを
▼中嶋「永田さんに質問が集中していましたが、僕はその後ろにいる“最終兵器"中西さんを意識しているんで、しっかり僕の大☆勝彦ジャーマンでぶん投げてやりたいと思ってます。俺たちはいつでも絶好調です!」
▼ヨネ「最終兵器の中西さんを出すまでもなく、最初のコンタクトで(永田を)ぶっ潰してやりたいと思ってます」
▼永田「10月12日の横浜文化体育館でも私と中西選手の新兵器“イースト・ゴールド"をさく裂させて横浜のマットを青く染め上げようと思います」
▼中西「私と永田のイースト・ゴールドで横浜を真っ青にしましょう!」
――中西選手、改めて12年半ぶりのノアマットだが?
▼中西「楽しみでしかないし、過去やったのは引退してしまった力皇選手ね。そして森嶋選手のタッグ。あれから12年半経ったんですか。また暴れたいですね。ノアのリングの上から色んなものを見てみたいですね」
――大☆勝彦ジャーマンを出すと言われたが?
▼中西「見たことないんで見てみたいっすね!」
――テンコジも出場するが、ノアマットでも第三世代間のライバル意識はある?
▼永田「当然あるでしょうね。特に小島さんはグローバル・リーグ戦にも出ますし。私がGHCを獲って一番悔しがったのは小島さんだとも聞いていますし。小島さんもリーチをかけていた日本3大タイトル制覇を僕が先に成し遂げちゃって。先日テンコジとはNWAタッグ戦で当たったばかり。そうやって仲間でありながらもライバルとして20数年間やってきてますから。それは私だけじゃなくて中西さんにも小島選手にも天山選手にもあるでしょうけど、その意識がきっとノアのマットを助けることになるでしょう」
――中西選手はノアへの継続参戦も考えている?
▼中西「継続参戦するには自分が魅力的な選手だと見せつける必要がある。まだ出ると決まっただけで、永田みたいに認められたわけじゃない。だったら押し売りしてでも認めさせるしかないでしょ。『中西いたほうがオモロイよ』って。やっぱりオモロクないと、プロレスは」
――NWAタッグ奪取はならなかっただけにGHCタッグを狙う手もある?
▼中西「どんどん機会は作っていきたいですよ。そのためにも12日の試合は爪跡残しますよ」
▼永田「確かに私一人だけではなく、中西選手が横にいる状態で勝利の舞(ナガダンス)を踊ったら、とてつもないことになりますね」
――中西さんもナガダンスを踊る?
▼永田「そこはもう深く聞かないで……」
▼中西「相手を刺激するためやったら何でもやるがな!」
▼永田「おっ!」
――…と言われていますが?
▼ヨネ「いやぁコントみたいなんでね。それだけは阻止しないと」
▼中嶋「キャリアが長くなると話も長くなるんだな、と。しっかり僕らはリング上で簡潔に分かりやすく良い試合をして、最後俺たちが手を上げたいと思います。僕らに必要なのは過去じゃない。未来が必要なので、その未来をしっかりと横浜でつかみに行きます」