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10/14【WRESTLE-1】アルベルト戦へ船木「とにかく予想つかない」 “ソフトクリーム例え”で化学反応に期待(写真あり)

 11・1両国大会で元WWE王者の“アルベルト・デル・リオ"ことアルベルトとの一騎打ちに臨むことになった船木誠勝が14日、都内WRESTLE-1事務所で会見。思わぬ“化学反応"に胸を高鳴らせた。

 今夏米WWEを退団し、その動向が注目されていたアルベルト。それだけにWRESTLE-1参戦は大きな注目を集めたが、両国では“日本のビッグネーム"船木が迎え撃つことになった。

 だが、「WWEにまったく興味が無い」という船木にとって、アルベルトに対して“デル・リオ"の印象は皆無。あるのは“ドス・カラスJr."としての記憶だ。

 今から約13年前の2001年8月。アルベルトはドス・カラスJr.としてDEEP横浜大会でのMMAマッチに出場した。当時マスクをかぶったままのMMA戦は大きな注目を集めたが、その際に相手を務めたのが船木の古巣・パンクラスの謙吾(※引退)だった。「身体能力は凄いと思いました。謙吾選手を簡単にスープレックスで何回か投げて、謙吾選手が受け身の際に手を脱きゅうして負けてましたから」と振り返ったものの、「そこから後の彼の試合は見たことがない」と明言した。

 会見でも“アルベルト"とはほぼ言わず、“ドス・カラスJr."と呼び続けた船木。事実上“未知"との遭遇となるだけに「自分の蹴りと彼の投げの戦いになるのか。それとも現在彼がフィニッシュとしているのは関節技らしいので、関節の取り合いになるのか。とにかく予想がつかない」と強調。一方で「ソフトクリームの塩とバニラみたいな、まるっきり違うものがミックスしてどうなるのか。ミックスはうまくいけばもの凄くおいしいですから。おいしくなるような試合にしたい」と独特な表現で思わぬ“化学反応"に期待しつつ、「武藤さんの30周年なんで、是非タイトルを奪取してもらいたい。そこへの弾みになるように、まずは自分がドス・カラスJr.選手に勝ってメインにつなげたい」と意気込んでいた。


【会見の模様】
▼船木「アルベルト選手…ドス・カラスJr.の印象は今から13年前ですね。パンクラスで後輩で、今は引退している謙吾選手と格闘技の試合をした印象しかない。そこから後の彼の試合は見たことがなくて。どうなるか分からないですけど、格闘技の経験もあって、WWEでの実績もある。そしてドス・カラスの息子…どうなるか分からない緊張感があります。自分としては武藤さんの30周年なんで、是非タイトルを奪取してもらいたい。そこへの弾みになるように、まずは自分がドス・カラスJr.選手に勝ってメインにつなげたいと思います」

――13年前の試合をみて感じた印象は?

▼船木「身体能力は凄いと思いました。謙吾選手を簡単にスープレックスで何回か投げて、謙吾選手が受け身の際に手を脱きゅうして負けてましたから。だから、自分の蹴りと彼の投げの戦いになるのか。それとも現在彼がフィニッシュとしているのは関節技らしいので、関節の取り合いになるのか。とにかく予想がつかないですね」

――父のドス・カラスについては?

▼船木「新日本時代の若手の頃、数シリーズ一緒に過ごしたことはあります。ただ、息子のほうは初めて会いますね」

――アルベルトのWWEでの活躍は本当に知らない?

▼船木「知らないんですよ。申し訳ないんですけど、WWEにはまったく興味ないので。ハルク・ホーガンで止まってます(笑) だから格闘技色が強い試合になるのか、そうではないのか。見当がつかない。3月の両国でTNAのルード選手とやったのと同じような感じなんですけど、今回はまた違う感じの緊張感がありますね。だからソフトクリームの塩とバニラみたいな、まるっきり違うものがミックスしてどうなるのか。ミックスはうまくいけばもの凄くおいしいですから。おいしくなるような試合にしたいですね。それに武藤さんの30周年興行なので、『武藤さんの30周年の時はこんな試合をしたんだ』って、自分の人生の中でも印象に残すような試合にしたいですね」

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