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10/31【全日本】鼓太郎がEvolutionからのアジア挑戦者を募集、宮原は最強タッグ制覇によるタッグ2冠に色気(写真あり)

 10・25三条大会で秋山準&渕正信を退け、アジアタッグ王座初防衛に成功した宮原健斗&鈴木鼓太郎が31日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。鼓太郎が世界ジュニア王者・青木篤志への挑戦を視野にEvolutionからの挑戦者を募れば、宮原は最強タッグ制覇によるタッグ2冠に色気をみせた。

 10・25三条大会でXceed・宮原&鼓太郎は秋山&渕を迎え撃っての初防衛戦に出陣。赤鬼ファイトを復活させた渕の奮闘に手を焼いたものの、最古のベルトを守り抜いた。

 次期シリーズは『2014世界最強タッグ決定リーグ戦』が開催されるため、アジアタッグ戦線は小休止状態となるが、鼓太郎は今からV2戦に積極姿勢だ。「このアジアのベルトに興味があるんであれば、どんどん声をあげてもらいたい」と挑戦者チームの出現を求めたうえで、「全方位から挑戦を受けるつもりでいますが、あえてEvolutionから出てこいと言いたい」と対抗勢力からの挑戦を募った。

 確かにEvolutionは全タイトル独占をぶち上げており、アジアタッグも当然狙っている。「向こうからも一度アジアの名前を出してると思うんですね。言ったからにはそれをなかったことにするEvolutionじゃないと思う。言ったからには出てこい」と迫った鼓太郎は、「青木&佐藤でもいいし、大将を連れてきてもいい」とチーム編成も問わない構えだ。

 そこには世界ジュニア再挑戦を見据えての思いも含まれている。「向こうから世界ジュニア戦線追放と言われてますけど、それならそれで受けざるを得ない状況に俺が持っていくだけ」と改めて宣言した鼓太郎は、アジアタッグ戦で青木から直接勝利を奪い、ジュニアの至宝挑戦にたどり着く足がかりを作るつもり。12・14後楽園、もしくは年明け早々のEvolution迎撃を描いた。

 パートナーの宮原も「次の挑戦、誰でも受ける。アジアタッグ戦線をどんどん盛り上げていきたい。挑戦者求む」とV2戦に今からやる気満々だが、その前に潮崎豪と組んでの最強タッグ出場が目下のテーマとなる。昨年は決勝戦で諏訪魔&ジョー・ドーリングに敗れて準優勝に終わっており、今年こその思いは強い。

 しかも今年は秋山準&大森隆男の返上によって最強タッグに世界タッグ王座がかけられる。「今年はその二つが確実に僕らXceedの横に並ぶ、前に立つ人たちなんで、そこをどう食うか」と諏訪魔&ドーリング、秋山&大森の2強狩りをテーマに設定した宮原は、「最強タッグ優勝+ベルトというおいしいところを得られるんで、最強タッグは潮崎さんと優勝あるのみ」とキッパリ。暮れの祭典制覇によるタッグ2冠王に色気をみせていた。
※宮原&鼓太郎のコメントは別項に掲載します

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