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11/15【全日本】三冠王者ジョーが連覇による5冠制覇宣言「俺の歴史に栄光刻む」、曙は吉江20周年を「優勝でお祝い」 最強タッグ前日会見(写真あり)

 『2014世界最強タッグ決定リーグ戦』(11月16日開幕)の前日会見が15日、都内・スカパー東京メディアセンターで行われ、出場16選手中13選手が出席。諏訪魔と組む三冠ヘビー級王者ジョー・ドーリングが連覇を誓い、世界タッグ戴冠による5冠制覇を描いた。

 全日本冬の風物詩・最強タッグがいよいよ明日16日に幕を開ける。第37回大会となる今年は8チームが出場しての総当たり戦。12・6大阪大会で優勝決定戦が争われる。開幕前日となったこの日、会見をボイコットしたKENSO、試合出場のため欠席となった佐藤光留、真霜拳號を除く13選手が出席しての会見が行われた。

 前年度優勝チームであるドーリング&諏訪魔は史上5組目となる連覇に挑む。当然、他チームからマークされる存在となるが、諏訪魔は「今年もいつも通りの力を出せば完全にウチらが全勝優勝間違いないと確信してます」と自信満々に豪語。「ここに勝たないといいスタートが切れないんでね。今の時点で一番意識するチーム」とまずは初戦(11・16後楽園)の秋山準&大森隆男撃破で弾みをつける構えだ。

 秋山&大森の返上により、今年の最強タッグは2012年以来2年ぶりに世界タッグ王座がかけられた。つまり三冠王者・ドーリングにとっては自身初となる5冠制覇のチャンス到来となる。「もちろん、そのために来た。単純に5冠を獲りに来た」とドーリングも偉業達成に色気たっぷり。最強タッグ史上、連覇を成し遂げた外国人はスタン・ハンセン、テリー・ゴディ、スティーブ・ウイリアムス、太陽ケアの4人のみ。全日マットの主要タイトルを獲得し、歴史に名を残してきたドーリングは自身3度目となる優勝を果たし、「自分の歴史に栄光を刻む」とさらなる勲章獲りを見据えた。

 10・22後楽園大会で世界タッグ奪取に失敗したばかりの曙&吉江豊は再びベルト獲りのチャンスが巡ってきた。吉江は11・24前橋大会でデビュー20周年記念興行も控え、気合十分。「周りを見渡せば確実にオジサンばかり」との宮原健斗の発言を受け、「私もオジサンですけど、20周年を迎え、身も心も若々しいと思います。それを全チームにぶつけたい」と充実を強調。「自分で自分の20周年に花を添えたい」と誓うばかりだ。パートナーの曙も「きちっと今年最後を締めて、来年に向けていいスタートを切りたいという気持ちが一番強い」と意気込み、「今年一緒に組んでもらってる吉江選手も20周年なんで、それを獲ってお祝いにしたい」と相棒に優勝をプレゼントする構えをみせた。

 会見中には大森、ゼウス&Bodyguard、タンク永井が3すくみの舌戦を展開。長井満也は「全日本のリングに漢字は違えど“ナガイ"は二人いらねぇんだよ」と永井に宣戦布告。永井も「じゃあ、お前は明日から長井じゃなくなるな」と徹底抗戦の構えをみせ、11・16後楽園大会での初戦激突へ向けて火花を散らしていた。
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