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11/16【新日本】テーマは「違い」と「結果」 後藤&柴田がワールドタッグリーグ戦へ一致(写真あり)

 後藤洋央紀&柴田勝頼組が16日、東京・水道橋の闘魂ショップで開かれたイベントに参加。取材に応じた両雄は22日開幕のワールド・タッグリーグ戦に向けて「違いをみせたうえでの結果」を求めることで一致した。

 同級生タッグがリーグ戦初出場。柴田が何より求めるのは“結果"だ。新日本への再参戦から2年が経過し、先シリーズでは本隊と共闘する形で巡業にも参加。一方で「気を引き締めていかないと飲み込まれる」と危機感も強め、「結果を残さないと誰も何も認めない。そういう時期に突入したと思いますね」と自認している。もともとタイトルへのこだわりは薄かったが、中邑真輔とのIC戦を通じて「やっぱりベルトを持ってると自分が思ったように動かせる部分が大きい。だったら、あるに越したことはない」と意識変化もあった。

 後藤も同調。「今年に入ってこのタッグがうまくいかないこともあったし、良い結果も出てない。“2人で組んでいた"ということを歴史に残すには、やっぱり結果が必要。2人の名前を歴史に刻みたい」と意気込んだ。

 リーグ戦ではBブロックにエントリー。柴田が「特に楽しみ」としたのは、11・28広島の矢野&桜庭組との公式戦だ。「今、桜庭さんはグラップリングの試合(※22日に米『メタモリス5』でヘンゾ・グレイシーと対戦予定)に向けて仕上げてるみたいなんですけど、相当コンディションが良いみたい。桜庭さんとは総合で対戦してるんですけど、プロレスでの対戦は初めて。どうなるかは、開けてみないと分からない」と語った。

 後藤が挙げたのは12・5大阪での中邑&石井智宏組戦。11月大阪大会では後藤が石井相手のNEVER王座戦で、柴田が中邑相手のIC王座戦でそれぞれ敗れており、「大阪の借りは大阪で返す」と誓った。

 高校時代からの真の絆がある同級生タッグ。「やっぱり“俺たちは違う"と思ってるんで」(後藤)、「違いを見せないとダメ。覚悟と違いだよな?」(柴田) 違いをみせたうえで、結果を残して“歴史に一ページ"を刻むか。


【後藤&柴田のコメント】
――タッグリーグ戦に向けて?

▼柴田「タッグなんで“タッグといえば"というところを見せていきたい」

▼後藤「今年に入ってこのタッグがうまくいかないこともあったし、良い結果も出てない」

▼柴田「そう、結果。結果を残さないと誰も何も認めない。そういう時期に突入したと思いますね。だから結果を出したい」

▼後藤「うん。“2人で組んでいた"ということを歴史に残すには、やっぱり結果が必要。2人の名前を歴史に刻みたい」

▼柴田「“俺の歴史にまた一ページ"ですよ」

――11・28広島では矢野&桜庭組と当たるが?

▼柴田「それは楽しみ。今、桜庭さんはグラップリングの試合(22日に米『メタモリス5』でヘンゾ・グレイシーと対戦予定)に向けて仕上げてるみたいなんですけど、相当コンディションが良いみたいなんで楽しみ。桜庭さんとは総合で対戦してるんですけど、プロレスでの対戦は初めて。どうなるかは、開けてみないと分からない部分がありますね」

――12・5大阪では、それぞれ11月の大阪で敗れている中邑&石井組と当たるが?

▼後藤「確かに同じ大阪でやられてるんで、今回は特に負けられない。大阪の借りは大阪で返す」

――柴田選手は久々の巡業を終えて?

▼柴田「気を引き締めていかないと飲み込まれると思いましたね。良くも悪くも。(中邑とのIC戦は)期待されていたことに応えられなかった部分もあって、気持ち的に落ちていた部分もあったんですけど、落ち込むのも開き直るのも簡単。“次、次"って言うだけなら簡単。だから次は結果を出しにいく。そろそろ“結果"を求められる時期に入ってきたとも思うんで」

――結果や形があると主張ができる?

▼柴田「なんで『ベルト、ベルト』って言うんだろう…って不思議に思う部分もあったんですけど、やっぱりベルトを持ってると自分が思ったように動かせる部分が大きい。それは今回のタイトルマッチを通じて初めて気づいたこと。ベルトを持ってると思ったように動かせるなら、あるに越したことはないな、と」

――新日本に飲み込まれないようにするためにも…

▼柴田「そことの勝負は続いてる。そのためにも自分が自分じゃないといけないし、ほかの誰かが入っても同じってことになってはいけないと思うんで」

――新しい合体技なども?

▼後藤「組んでいけば、どんどん出てくると思う。今までの合体技の精度も試合が続くことで高まっていくと思うし」

――先シリーズは8人タッグなどでも組んだが、やはり2人だけで組むのとは違う?

▼柴田「違いますね。やっぱり自分たちのカラーで戦わないと。2人だけだから“勝負"しないといけないし。今年は1・4の一騎打ち(柴田vs後藤)から始まってるし、(今年を良い形で締めくくるためにも)しっかり見せていきたいですね」

▼後藤「うん。やっぱり“俺たちは違う"と思ってるんで」

▼柴田「違いを見せないとダメ。覚悟と違いだよな?」

▼後藤「うん。そうだな」

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