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11/18【NOAH/ZERO1】11・24後楽園・昼夜タッグ防衛戦へ調印式 杉浦「“最強”植えつける日に」、田中「自分にとってもチャレンジ」(写真あり)

 11月24日に昼夜ダブルヘッダー防衛戦に臨む“弾丸ヤンキース"杉浦貴&田中将斗組が18日、両王座戦に向けた調印式に出席。NWAインターコンチネンタルタッグ、GHCタッグの昼夜防衛を成し遂げる覚悟を示した。

 24日は昼にZERO1、夜にノアが後楽園で興行を開催。タッグ二冠王者である“弾丸ヤンキース"田中&杉浦組は昼にNWA・ICタッグ、夜にGHCタッグ両王座の防衛戦を1日で行う。

 この日は東京・有明のノア事務所で両王座戦に向けた調印式が開かれた。まずは昼のNWA・ICタッグ王座戦。3度目の防衛戦で、佐藤耕平&鈴木秀樹組の挑戦を受ける。

 過酷な“ダブルヘッダー防衛戦"となるが、温存の選択肢はない。田中と杉浦は「夜のことは考えない」と揃って明言。耕平が世界ヘビー、鈴木がUNとともにシングル王者であることから「今、ZERO1に上がっている選手の中では、この2人が最強」と異口同音に認めるからこそだ。

 耕平も“引き立て役"になる気は皆無。「僕と鈴木のタッグがどれだけ強いか試せるチャンス。確かにチームワークはチャンピオンが上だと思いますけど、僕ら2人ともシングルのチャンピオンですし、個々の力で上回っていけば決して勝てない相手ではない」と鈴木と揃って“二冠"に就くことを宣言した。

 続いて夜のGHCタッグ王座戦。4度目の防衛戦で丸藤正道&モハメド ヨネ組の挑戦を受ける。もともとは12・6有コロ大会のGHC戦「丸藤vs杉浦」の前哨戦として組まれていたが、杉浦の提案でタッグ王座戦となった。

 仮に昼のZERO1で防衛できたとしてもダメージによる影響は必至だが、田中は「僕らだったら昼と夜の間でスタミナも全回復すると思ってる」とキッパリ。杉浦も「もともとは前哨戦がタイトルマッチになりましたけど、今や前哨戦って気持ちはすっかりなくて、とにかくこのタッグベルトを守る。そこに全力で集中します」と言い切ってみせた。

 丸藤も思わぬ“二冠チャンス"に腕まくり。「唐突に組まれた感もあるタイトルマッチですが、僕もシングルだけじゃなくてタッグのベルトも欲しい。ヨネさんとは過去にグローバル・タッグリーグ戦も優勝してますし、この2人の連係が久々にみせられれば手が届く」と自信をみせた。

 状況的には一試合に集中できる丸藤&ヨネ組が絶対的に有利だが、丸藤は「だったら僕も彼らが一つ目の防衛戦を戦ってる頃に道場でハードワークをしてから臨みたい。一試合ハードな試合をしたチームと対戦する時点で“負けてる"感じがするので」と対抗心。あえて“イーブン"で激突する構えすらみせた。

 とにもかくにも今年初頭の結成以来、無敵の強さを誇ってきた“弾丸ヤンキース"。4月のグローバル・タッグリーグ戦制覇を皮切りに、ノア、ZERO1両団体でタッグ二冠を奪取。暮れの今まで守り続けてきた。

 Wヘッダー防衛戦のその日は、他団体でも新日本のワールドタッグリーグ戦や全日本の最強タッグリーグ戦の真っ只中。「組み始めた頃から誰もなしえていない領域まで突っ走っていきたいと思っていた。24日が終わってみれば、よりこのタッグチームが最強だった…と植えつける日になると思います」(杉浦)、「杉浦さんと組んでやってきて、ここで負けてしまったら1年通してやってきたことが水の泡。ちょうどこの時期にZERO1とノアが昼夜で後楽園をやるのも何かの縁。自分にとっても“チャレンジ"ですよ」(田中) 今年のマット界タッグシーンで“主役"となるためにも、前人未到の後楽園・昼夜防衛は外せない。

 両王座戦の調印式における詳細コメントは容量の都合上、別項に掲載いたします。

プロ格 情報局