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11/21【24時間プロレス】10団体以上を1万円以下のパスポートで 発案者・真霜はギネス申請も? 来夏『24時間プロレス』概要発表会見(写真あり)

 ギネス申請も? 24時間に渡って興行が行われる世界初の試み『24時間プロレス』(来年7月25・26日、東京・新宿FACE)の概要発表会見が21日、都内で開かれた。10団体以上が入れ替わりでそれぞれの興行を行う予定で、チケットではなく出入り自由な“パスポート"が販売される。

 『24時間プロレス』の発案者はK-DOJOの真霜拳號。ベテラン女子プロレスラーでもある椿志保が代表を務める“プロレスリング・ファイブ"の会議内で、真霜がアイディアを出したことがきっかけで、今年夏実現へ動き出したという。K-DOJOの特別顧問も務める株式会社クリエイティブ・アドバンスの十枝利樹代表の協力も取り付け、『24時間プロレス実行委員会』が発足。3者出席のもと、この日の会見に至った。

 興行は7月25日の18時(予定)からスタート。以降24時間に渡って、各団体が入れ替わりで興行を行っていく。参加団体は「10〜12団体」(十枝氏)だといい、具体名については陣容が固まり次第、追って発表される予定だ。

 チケットではなく、興行時間中は出入り自由となる“パスポート"が販売される。椿代表は「観たい団体をいくつかピックアップして観戦する形になる」と説明。価格は「1万円を超えることはありません」(十枝氏)といい、1万円以下で10団体以上の興行が楽しめる。椿代表は「好きな団体以外の団体にも手軽に触れることができるチャンスになれば」とも話した。大会の模様はニコニコ生放送で24時間生中継される。

 新宿FACE収容人数以上のパスポートが発行される予定だが「人気が集中しそうな団体の場合は、ニコ生などで『あと何人で満員になります』と告知していく」(椿代表)といい、仮に会場に入れなかったとしても映像で観戦できる手段を検討中だという。

 24時間“ぶっ通し"で観戦するのは事実上不可能なだけに、仮眠可能な新宿の周辺施設とも連動。椿代表は「ホテルやカラオケボックス、ネットカフェやサウナといった施設とも連動して、パスポートを提示すれば割引可能にしていく仕組みも作りたい」と語り、十枝氏も「レストランやアミューズメント施設とも連動して、新宿という町そのものを楽しめるイベントにしたい。プロレスファンのみならず、24時間新宿で遊んでいる方々にも来ていただければ」と話した。

 発案者の選手会長・真霜も「24時間、できる限りリングにいたい」とあらゆる団体に“横断出場"する構え。十枝氏から“24時間プロレスをした男"としてのギネスブック申請を促されると、「で…できる限り頑張ります」と苦笑いを浮かべた。

 目指すのは『フジロックフェスティバル』などに代表される“夏フェス"のプロレス版。“眠らない町"新宿で展開される世界初の試みに要注目となりそうだ。

☆7/25(土)、26(日)東京・新宿FACE『24時間プロレス』25日18:00開始(予定)

プロ格 情報局