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11/27【リアルジャパン】邪道軍が12・5後楽園5対5マッチへ貴闘力経営の焼肉店で決起集会(写真あり)

 12・5後楽園大会で初代タイガーマスク率いるリアルジャパン軍との5対5全面戦争に臨む大仁田厚率いる邪道軍が27日、貴闘力が経営する都内の「焼肉ドラゴ 横綱通り店」で決起集会を行った。

 この日、決起集会に参加したのは大仁田のほか田中将斗、矢口壹琅、保坂秀樹、リッキー・フジの邪道軍5人。指定の時間にドラゴを訪れると、邪道軍の5人は道の向こうからGメン'75を思わせる横並びで登場。「悔しいけど美味いんだよ」という大仁田に先導され、一行は横綱通り店に足を踏み入れた。

 ちょうど1年前には大仁田が矢口とともに店を急襲し無銭飲食を働いた経緯もあることから、田辺博樹店長は警戒気味の様子だったが、大仁田は「今日は許可を取ってるし、お金を払うから」と敵陣へ乗り込んだとは思えないリラックスムード。店内にはすでに「ドラゴのオススメ肉を凝縮した」(田辺店長)という通称“邪道盛り"が2皿=計8万円が用意されており、邪道軍もテンションの上昇を抑えられない。

 「タイガーマスクと貴闘力の奢りだからじゃんじゃん食ってよ」という大仁田の声を合図に、5人の箸が次々特上肉へと伸びていく。大仁田と矢口はすでに味わい済みの「焼き肉ドラゴ」だったが、「こんなに美味しいと思わなかった」(田中)、「いくらでも食えちゃう」(リッキー)、言葉少なに黙々と食べる保坂とそれぞれが絶賛した。

 「我々は普段から組んでるようなもんだし楽勝」(田中)、「誰よりも大将のサンダーファイヤーパワーボムを食らってきた俺や保坂がいるんだから最強」(リッキー)、「あっちみたいな寄せ集めと違って最強のコンビネーションを見せる」(矢口)、「何十年も一緒にいるから寄せ集めと違う」と、肉の美味さも手伝ってか自然と全面戦争へ向けての言葉も滑らかとなった。

 さらに対戦発表会見で初代タイガーマスクが発した「何でも受けてやる」という言葉を逃がさず、大仁田は試合当日に机、イス12脚、有刺鉄線バット2本、バリケードマット2枚の凶器を大量持参することを予告。極上の“邪道盛り"に舌鼓を打った後は、「俺たちが培った力と痛みを教えてあげようかな。焼き肉は美味いけど、これはこれ、試合は試合」と田辺店長に貴闘力への伝言を残し、上機嫌で「焼き肉ドラゴ」を後にした。

 リアルジャパン軍に対し、今回の試合形式でのキャリアの違い、そして長年の絆の強さをアピールし、「寄せ集めとは地力が違う」と語った大仁田。その意気込みそのままに、リアルジャパン軍を粉砕し、団体フラッグを持ち帰るか。(※写真、情報提供:大仁田厚プロレスリング)

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