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12/4【NOAH】小峠「イメトレ10試合くらいやった」、原田「試合で見せてくれ」 有コロGHCジュニア戦へ直前会見(写真あり)

 12・6有明コロシアム大会のGHCジュニアヘビー級選手権試合を2日後に控えた4日、王者・原田大輔と挑戦者・小峠篤司が東京・有明のノア事務所で直前会見に臨んだ。

 有コロのセミファイナルで組まれた大阪発の宿命のライバル対決もいよいよ目前。小峠は「有コロに向けてコンディションをしっかり整えようと、挑戦が決まってからは毎日夜11時くらいに寝ていたんですけど、昨日は夜中の3時くらいに起きちゃって…。それだけ“うずいてる"のかもしれないんですけど、気持ち的には落ち着いてるので良い試合ができると思います」、原田は「コンディション的にも良い状態。僕は変わらず毎日ぐっすり眠れてます。残り2日なので、このまま当日を良い形で迎えたいと思います。このベルトを3月に獲って、ずっと防衛してきた。その1年の差を見せ付けたい」とそれぞれ意気込んだ。

 手の内を知り尽くした両雄の対決だけに、原田は「8年付き合ってきた相手。普通のことをしても技がかからないと思うんで、こう来たらこう返そう…っていうアイディアはあります。2手先3手先の読み合いになる」と当然想定。一方の小峠も「昨日も3時すぎに起きちゃって、頭の中で彼との試合をイメージトレーニングで10試合くらいしました」と過剰なまでに?シミュレーションを続けている。

 前哨戦では原田が圧倒した。「小峠は前哨戦をナメてる」などと辛らつな言葉を浴びせたが、当の小峠は「彼とは付き合いが長いので分かる部分もあるんですが、それは彼なりのこの大会、このタイトルマッチに向けたリップサービスだと思ってる。相変わらず憎々しいコメントするな、“らしい"な、かっこつけやがって…と、そんな感じです」と柳に風で受け流した。

 これに原田は「以前までだったら、ネガティブになってると思うんですけど、意外とポジティブである意味安心しました」と話したものの「そういうポジティブな気持ちでいるのなら、当日の試合で見せて欲しい。それが嘘じゃないってことを、試合で見たい」とクギ。ファイトスタイルも性格も対照的な「原田vs小峠」が、初のビッグマッチ進出で何を産み落とすのか。間もなく明らかになる。


【会見の模様】
――直前の心境は?

▼小峠「有コロに向けてコンディションをしっかり整えようと、挑戦が決まってからは毎日夜11時くらいに寝ていたんですけど、昨日は夜中の3時くらいに起きちゃって…。それだけ“うずいてる"のかもしれないんですけど、気持ち的には落ち着いてるので良い試合ができると思います」

▼原田「コンディション的にも良い状態。僕は変わらず毎日ぐっすり眠れてます。残り2日なので、このまま当日を良い形で迎えたいと思います。このベルトを3月に獲って、ずっと防衛してきた。その1年の差を見せ付けたいと思います」

――試合のイメージはできてきた?

▼原田「8年付き合ってきた相手。普通のことをしても技がかからないと思うんで、こう来たらこう返そう…っていうアイディアはあります。2手先3手先の読み合いになると思いますけど、僕にはこのベルトを持ったことでついた色んな自信もありますので。そのうえで今の原田大輔と小峠篤司の間には雲泥の差があるということを見せ付けたい」

▼小峠「昨日も3時すぎに起きちゃって、頭の中で彼との試合をイメージトレーニングで10試合くらいしました。考えすぎたせいか、額からまた流血しちゃうほどに…(笑)」

――前哨戦で圧倒した原田選手は『小峠は前哨戦をナメてる』『気持ちや変化を感じない』と辛らつな発言を繰り返していたが?

▼小峠「…僕のとらえ方でいいですか? 彼とは付き合いが長いので分かる部分もあるんですが、それは彼なりのこの大会、このタイトルマッチに向けたリップサービスだと思ってる。相変わらず憎々しいコメントするな、“らしい"な、かっこつけやがって…と、そんな感じです」

――それを受けて?

▼原田「彼の気持ちが変わったな…と感じましたね。以前までだったら、ネガティブになってると思うんですけど、意外とポジティブである意味安心しました。ただ自分が言ったことは本心。有コロではヘビー級のタイトルマッチとも“戦う"つもりでいますし、だからこそ前哨戦からガンガン来て欲しかった。そうすることで期待値も上がっていくと思ったので。でも、そういうポジティブな気持ちでいるのなら、当日の試合で見せて欲しい。それが嘘じゃないってことを、試合で見たいです」

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