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12/5【IGF】大みそ日モンターニャ戦決定、“シウバ違い”に憤慨の澤田「ヴァンダレイ引っ張り出す」 國奥はエセンバエフと対決(写真あり)

 IGFは5日、大みそ日の“猪木祭"両国大会の追加カードを発表し、「澤田敦士vsモンターニャ・シウバ」のGENOME(プロレス)ルール戦、「ラマザン・エセンバエフvs國奥麒樹真」のIGF(MMA)ルール戦の2試合が新たに決定。“シウバ違い"に憤慨(?)した澤田は、「モンターニャに勝ってヴァンダレイを引っ張り出す」と息巻いた。

 “売名王"の今年の大みそ日は、2メートル27センチの大巨人モンターニャが相手。ところがこの日、東京・高円寺のIGF道場で会見した澤田は「“ブラジルのシウバ"って聞いてたから、てっきりヴァンダレイのことかと思ってたよ。チクショー騙された。ふざけやがってIGF広報」と、どこか白々しく憤慨。当日立会人として来場するヴァンダレイ・シウバは引退撤回を示唆しているとあって、「こうなったらモンターニャを倒してヴァンダレイを引っ張り出す。引退なんて関係ねえ。考え直させる。大体、引退なんて軽はずみに言うもんじゃありません」と自身の引退撤回騒動を棚に上げつつ、“ダブル・シウバ狩り"の青写真を描いた。

 モンターニャとはシングル初対決。タッグでは東日本大震災復興支援大会となった2011年12月のいわき大会で一度対戦済みだ。「あの時は鼓膜を破られた。ヤツが好き放題に暴れたもんだから、震災復興大会のメインが収拾不能で終わったほど。デカいうえに、リアル暴れん坊だよ。面倒な相手を用意されたもんだ」と眉間にしわを寄せると、腹いせも兼ねた公開練習に突入。IGF広報を鈴川真一に肩車させ、そこを“闘魂棒"を突き刺して悦に入った。

 その後は売名王の大放談。「今のプロレス界はピザパイの食い合いになってる」「まず相手に勝って、そして客に勝つ」などと“猪木語録"を拝借しながら熱弁を振るうと、「某老舗団体をはじめ、今現在、世の中で“プロレス"と言われてるもんはお遊戯に過ぎない。本当のプロレスとは何かを世の中に見せなきゃいけない。MMAだプロレスだと言いますが、GENOMEルールほどキツいルールは無いってことを救急搬送されたこともある俺は、イヤっていうほど知ってるんでね」と豪語。「だから全国津々浦々のプロレスラー、プロレスファンの皆さん、目を覚ましてください」と最後はかつての師匠である“小川語録"で締めくくってみせた。

 ちなみに最近、オセアニアのスポーツを支援するNPO法人『OSSO』(オセアニア地区スポーツ支援機構)の理事長に就任。東京五輪を見据え、フィジーの柔道代表を率いて、あす(6日)の柔道グランドスラム東京大会に乗り込むという。良くも悪くもあらゆる生命力と行動力に満ち満ちた売名王が、今年も大みそ日を引っかき回す。

 同大会の決定分カードは以下の通り。


☆12/31(水)東京・両国国技館『HEIWA FieLDS presents INOKI BOM-BA-YE 2014』16:00開場、17:00開始

▼ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント準決勝
増田裕介
vs
℃-BOY

▼ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014 チャレンジトーナメント準決勝
酒井リョウ
vs
栗原強

▼IGFルール
クラッシャー川口
vs
ジャスティン・ウィリス

▼IGFルール
クリス・バーネット
vs
鈴川真一

▼IGFルール
國奥麒樹真
vs
ラマザン・エセンバエフ

▼GENOMEルール
モンターニャ・シウバ
vs
澤田敦士

▼IGFルール
山本勇気
vs
青木真也

▼IGFチャンピオンシップ/IGFルール
[挑戦者]
石井慧
vs
ミルコ・クロコップ
[第4代王者]
※ミルコ初防衛戦

[参戦決定選手]
小川直也
ジョシュ・バーネット
アステカイザー

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