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12/7【NOAH】V6戦へ丸藤が“ダークサイド小島”出現に期待 「最大限に敬意を表したうえで勝つ」(写真あり)

 1・10後楽園大会で小島聡の挑戦を受けることになったGHCヘビー級王者・丸藤正道が7日、東京・有明のノア事務所で会見。“ダークサイド小島"の出現を期待しつつ、「最大限に敬意を表したうえで勝ちたい」と素直な心境を語った。

 前夜の有明コロシアム大会では、杉浦貴との頂上決戦を制してV5。一夜明け会見に臨んだ丸藤は「無事こうして会見できるのが嬉しい。一夜明けても全身が痛い。ただ、自分の中では自信につながったんで、心地良い痛みではあります。試合をしていて彼の気持ちも良く分かったし、今までやってシングルの中で一番キツかった。ノアを盛り上げるために、彼とどんどんやり合っていきたいなと思える一戦でした」と振り返った。

 次期挑戦権を獲得した小島相手の次期防衛戦は来年初頭の1・10後楽園大会に決まった。小島とのシングルは過去3戦。丸藤の1勝2敗で、グローバル・リーグ戦公式戦となった10・26博多大会でも敗れたばかり。「勝った時は確かフランケンシュタイナーだったと思う。ガッチリと3カウントを取りたいので、次の防衛戦では必ず小島聡をマットに沈めたいと思います」と初の“完全粉砕"によるV6を誓った。

 有コロで宣戦布告に来た小島は、握手…とみせかけてラリアットを発射。丸藤も寸前で避けて事なきを得たが、「マル、てめえカッコつけてんじゃねえぞ! そのベルト獲っちゃうぞバカヤロー」と憎々しげだった。

 丸藤は「お客さんもブーイングをしつつも、小島選手の明るいキャラクターを受け入れてる部分もある。『プロレス大好き』っていうのが満ち溢れてるし、俺はそこは素直に面白いと思う」と分析したうえで、「あれをそのまま出すのか、試合になったらコロッとベビーフェイスになるのか。ダークな小島選手とやってみたい気持ちもある。激しく、厳しくやって勝つからこそ意味がある」と“ダークサイド小島"の出現にも期待した。

 今年上半期は永田裕志がGHC王者に君臨。いわゆる“第三世代"の脅威に再び至宝がさらされることになるが、丸藤は「昨日のリングでも言ったけど、ノアのリングにそういう(壁になる)選手がいない中で、俺たちの前に立ってくれることに感謝することもあります。ここ(GHC)を狙ってきてくれるというのは、ぶっちゃけありがたいし、自分達だけの力では乗り越えられないモノを、この人たちと試合をすることでつかみ取ることができる」と素直に告白。「最大限に敬意を表したうえで勝ちたい」と誓ってみせた。

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