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12/9【NOAH】1・10後楽園でベストタッグ対決「杉浦&田中vsニコルス&ヘイスト」タッグ王座戦 TMDKは王座&ベストタッグ賞の“W奪回”を宣言(写真あり)

 ノアは9日、1・10後楽園大会でGHCタッグ選手権試合「(選手権者)杉浦貴&田中将斗vsマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト(挑戦者)」を行うと発表した。2013年と2014年のプロレス大賞ベストタッグ賞受賞チーム同士の王座戦となるが、ニコルス&ヘイストのTMDKコンビはタッグ王座&ベストタッグ賞の“ダブル奪回"を宣言した。

 ここ1年で両軍が激突するのは実に4度目。4・26札幌大会のグローバル・タッグリーグ戦公式戦、7・5有コロ、10・12横浜両大会でのタッグ王座戦と熱闘を続けたものの、すべて杉浦&田中の弾丸ヤンキースコンビが制している。

 この日、TMDKコンビが東京・有明のノア事務所で会見。ヘイストは「最後に負けた後は個々の力を上げることを課題にしてきた。グローバル・リーグ戦を通じてね。優勝はできなかったけど、(ニコルスは永田、ヘイストは小島を破ることなどを通じて)個々の力を高めることはできた。それに今年はやられ続けることで、もっとベターになろうって思い続けることができたんだ」と“進化"を強調した。

 昨夜選考会が開かれた『2014年プロレス大賞』では、弾丸ヤンキースコンビが最優秀タッグ賞を受賞。昨年はTMDKコンビが同賞を受賞しており、2013年と2014年の“ベストタッグ対決"がノア“年始一発目”の後楽園で実現する形となる。

 ニコルスは「まずはおめでとう」と弾丸軍を祝福したうえで、「でも、次のコーラクエンは真のベストタッグを決める戦いになる。来年は最初にベルトを獲り戻して、よりビッグでベターになった“ニューTMDK"としてベストタッグチームになる年にするよ」とキッパリ。タッグ王座とベストタッグ賞の“ダブル奪回"を宣言してみせた。

 1・10後楽園大会の決定分カードと、会見におけるニコルス、ヘイストの詳細コメントは以下の通り。


☆1/10(土)東京・後楽園ホール『NEW YEAR Navig. 2015』17:45開場、18:30開始

▼「北宮光洋 剛毅朴訥シングル5番勝負」第5戦
森嶋猛
vs
北宮光洋

▼GHCタッグ選手権試合
[挑戦者]
シェイン・ヘイスト
マイキー・ニコルス
(1/60)
田中将斗
杉浦貴
[第31代選手権者]
※杉浦&田中組5度目の防衛戦

▼GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者]
小島聡
(1/60)
丸藤正道
[第22代選手権者]
※丸藤6度目の防衛戦


【会見の模様】
――タッグ王座挑戦が決まったが?

▼ヘイスト「願った通りになって感謝してる。スギウラ&タナカには何度も負けてるけど、最後に負けた後は個々の力を上げることを課題にしてきた。グローバル・リーグ戦を通じてね。優勝はできなかったけど、互いのシングルでの力を高めることはできたと思う。そこで改めて挑戦したかったんだ」

▼ニコルス「今年は出だしは良かったけど、その後なかなか結果を出せなかった。だけど、こうしてまたタイトルマッチを組んでくれて、ノアとチャンピオンチームには感謝してます。去年俺たちが獲った(プロレス大賞の)ベストタッグ賞はスギウラ&タナカが獲った。まずはおめでとう。だから来年のニューイヤーマッチは、2013年と2014年のベストタッグチーム同士で真のベストタッグを決める戦いになるよ」

▼ヘイスト「彼らにはタイトルマッチでは2連敗中。3度目の正直って良く言うけど、俺たちに“運"は必要ない。強く、賢くなった“アルティメットチーム"である俺たちが、必ず実力でベルトを獲る。確かに今年は結果は出なかったのかもしれないけど、悪い年だったとは思わない。やられて、やられて、やられることで、もっとベターになろうって思い続けることができたからね」

――グローバル・タッグリーグ戦も合わせると弾丸ヤンキースには3連敗中だが、どう敗戦の教訓を生かす?

▼ニコルス「最初に当たった時は、彼らに合わせてレスリングに重点を置いた。次はタフな打撃戦で“闘う"という気持ちを見せ続けた。それでも結果は出なかった。今思うと、彼らに合わせていた部分もあったのかもしれない。だから今回は状況に応じて、自分たちの試合をしたい」

▼ヘイスト「彼らとは何度も戦ってるし、VTRでも研究し尽くしてる。だからこれといった“サプライズ"はないのかもしれないけど、グローバル・リーグで個々シングルプレイヤーとして成長できた実感があるからね。そこが強みになると思ってる」

▼ニコルス「それにチームとしては僕とシェインのほうが一緒にいる時間も長い。チームワークでは上だと思ってる」

▼ヘイスト「うん。マイキーとは練習も生活も一緒。逆にスギウラとタナカはずっと一緒なわけではないし、ひとりは他団体の選手。ノアの所属としてベルトを“獲り戻す"気持ちもある」

――相手ありきではなく、自分たち本来の良さを出すことに務める?

▼ヘイスト「そうだね。彼らはやっぱり打撃が得意。だったら俺たちは投げ技で対抗したい。俺にはダイナミックボムもあるし、マイキーにはマイキーボムがある。それに最後はサンダーバレーもあるからね」

――来年はベストタッグ賞を取り返す?

▼ニコルス「もちろん、その通り。確かに2014年のベストタッグチームはスギウラ&タナカだったと思う。でも来年は最初にベルトを獲り戻して、よりビッグでベターになった“ニューTMDK"としてベストタッグチームになる年にするよ」

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