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12/10【大花火/ZERO1】VM軍が高山襲撃を決行、「凶器準備集合罪」式電流爆破で決着へ 「大仁田&高山組は今回限り」も強調 12・19『常陸乃国大花火』(写真)

 大仁田厚&高山善廣の初タッグが実現する12・19水戸大会『常陸乃国大花火』の電流爆破マッチに向けた調印式が10日、都内ZERO1道場で開かれ、対戦するTARU&“brother"YASSHIのVMコンビが高山を無法襲撃。怒りの大仁田は「ノーロープ有刺鉄線電流爆破および電流爆破バット凶器準備集合罪デスマッチ」での決着を宣言したうえで、高山とのタッグを「今回限り」とした。

 今年、日本各地で電流爆破戦を行ってきた大仁田と高山が、今年最後の大花火でタッグを結成。この日の調印式に大仁田は調印書ではなく“血判状"を持参し、到着が遅れていた高山を待っていた。

 すると道場入口付近で何やら物音が聞こえ、怒声とともにTARU&YASSHIが高山をパイプイスで暴行しながら登場。急いで会見場入りしようとした帝王を背後から襲ったようだった。先日のリアルジャパン後楽園大会の駐車場でもVMコンビが大仁田を無法襲撃。高山への襲撃予告も実行に移したVMコンビは、救出に来た大仁田に罵声を浴びせると、満足げに立ち去った。

 怒りの大仁田は「どこに現れるか分からないヤツらですけど、叩きつぶすしかない」と決意したうえで、「当日は電流爆破に加えて電流爆破バット、彼らが持ち込んだ凶器をすべてリング中央に置いて“ノーロープ有刺鉄線電流爆破・電流爆破バットおよび凶器準備集合罪デスマッチ"で勝負じゃ!」とあえてVM側にも“凶器持ち込み"を強制する新形式の電流爆破戦での決着戦を宣言。高山も「来るなら来いと思ってたけど、今日は油断してた。俺に手をかけたらどうなるか。次のリングで分からせてやる」と通告した。

 一方で大仁田は「たぶん俺たちが組むのは今回限り。俺たちが組み続けても面白くない。お互いしのぎを削っていくほうがいいんじゃないか」とも強調。高山も「今回タッグ組むのは、あくまでも大仁田厚を倒して俺が電流爆破のリングでも帝王として君臨するためのステップ。大仁田厚の軍門に下るわけじゃない」と補足した。ともあれ、真冬の大花火は、あらゆる火花を内包した一戦となりそうだ。

☆12/19(金)茨城県立スポーツセンター体育館・東町運動公園(水戸)『常陸乃国大花火 ZERO1タッグリーグ風林火山2014スペシャル』17:30開場、18:00開始

▼ノーロープ有刺鉄線電流爆破および電流爆破バット凶器準備集合罪デスマッチ
“brother"YASSHI
TARU
(1/無)
高山善廣
大仁田厚

【会見の模様】
※高山が遅れて登場と思いきや、入り口付近でTARUとYASSHIが高山を襲撃。大仁田が救出し、罵声を飛ばしあってからVMコンビは去る

▼大仁田「どこに現れるか分からないヤツらですけど、叩きつぶすしかない。高山選手が殴られた後ですけど、ヤツらの行動力はすごいものがある。当日は電流爆破に加えて電流爆破バット、彼らが持ち込んだ凶器をすべてリング中央に置いて“ノーロープ有刺鉄線電流爆破・電流爆破バットおよび凶器準備集合罪デスマッチ"で勝負じゃ!」

▼高山「すべて任せますよ」

※持参した血判状に指紋で押印

▼大仁田「TARUとYASSHIの印鑑が空白になってますが、当日彼らの“顔印"を押させようと思ってます。たぶん俺たちが組むのは今回限りです。昨日電話で話をして、高山さんからも“今回限りで"と言われました」

――なぜ今回限り?

▼大仁田「俺たちが組み続けても面白くない。お互いしのぎを削っていくほうがいいんじゃないか。高山さんの口から『大仁田さん、今回限りですよ』っていう言葉が出ましたから。俺もその方がいいと思った。2014年の電流爆破は高山、大仁田が引っ張ってきたようなものですから。そういう面でも今回限り」

▼高山「今回タッグ組むのは、あくまでも大仁田厚を倒して俺が電流爆破のリングでも帝王として君臨するためのステップ。大仁田厚の軍門に下るわけじゃない。ダラダラ組んでても仕方ない」

――VMの襲撃を受けたが?

▼高山「リアルジャパンの後楽園で大仁田さん襲撃されて、次は俺か。来るなら来いと思ってたけど、今日は油断してた。俺に手をかけたらどうなるか。次のリングで分からせてやる」

▼大仁田「怖いよ。高山さんを怒らせないほうがいい。俺だって極力怒らせないように試合してるから。今回仲間だから安心してるんだよ。とにかく俺は電流爆破は世界にも通用するプロレス界の兵器だと思ってる。オファーがきてないわけじゃない。マカオからもオファーが来ているからね」

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