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12/19【WRESTLE-1】AKIRA&征矢が墨汁まみれで人拓決行、246の12・22タッグ王座戦協力要請にも呼応(写真あり)

 “new Wild order"AKIRA&征矢学が19日、都内・WRESTLE-1道場で「野上彰独りムササビ人拓withヒゲでシュシュシュ」を決行。全身に墨汁を塗りたくった二人はともにコーナーからダイブし、2015年の干支である「未(羊)」の文字を完成(?) 立会人を務めたWRESTLE-1タッグ王者カズ・ハヤシ&近藤修司から12・22後楽園大会でのタイトルマッチにおける協力要請も快諾した。

 12・7大阪大会でAKIRA&征矢はカズ&近藤の軍門に下り、W-1タッグ王座獲りに失敗。同時に王者組からペナルティとして与えられていた「人拓&ヒゲ書初め」を実行せざるを得ない状況に追い込まれた。

 当初はごねていた征矢だったが、AKIRAの説得によってやむなくこの日を決行日に設定。立会人としてタッグ王者の246が見守る中、二人は人拓に臨んだ。書道家のようないでたちのAKIRAは「負けてペナルティってことで戦国時代の切腹のようなもの。お笑いじゃなく真剣にやる」と表情を引き締めたが、征矢は同席してくれたCheer1の二人に向かって「君たち準備はできたかな。女性二人に人拓をやってもらいますよ」と言い放つなど往生際が悪い。

 「まじめにやれ!」とカズ&近藤からの声が飛ぶ中、意を決したAKIRAは豹柄パンツ一丁となり、ついに墨汁を全身に塗りたくり始めた。Cheer1の協力で全身真っ黒となったAKIRAは、迷うことなくコーナー最上段からムササビプレスでリング上の白布に向かってダイブ。「大」という文字が出来上がった。

 「これでいいんじゃないですか。帰りましょう」。さっさと切り上げたい征矢だが、となりにAKIRAがいて、リング下にはカズと近藤が目を光らせていては、とても逃げられる状況ではない。腹をくくった征矢は自慢のアゴヒゲを墨汁に浸し、AKIRAに手押し車されながら“点"をしたためた。「犬」の文字が完成し、征矢は「来年の干支、犬ですよ」とご満悦だったが、AKIRAとCheer1に「羊」であることを指摘されてしまった。

 引っ込みがつかなくなった征矢は「じゃあ羊にしますよ。俺も飛びますよ」と決意した。AKIRA同様に豹柄パンツ一丁となった征矢は墨汁を全身に塗りたくって真っ黒に。コーナー最上段に上がると、何度かちゅうちょしながらも意を決してダイブした。

 だが、AKIRAが記した上に重なった状態で「羊」の文字にはならず。AKIRAから「これについて解説してくれよ」と求められても、「羊ですよ!」の一点張り。面倒になったかAKIRAも「干支のひつじ年って“未"って書くからな」と無理やり納得。征矢、Cheer1の二人とともに顔拓を記し、「これで勘弁してくれ」とカズ&近藤に願い出た。

 最後まで二人の人拓を見守った246は「野上さんとCheer1は頑張ってくれた」(近藤)、「Cheer1がこんなに体を張ってくれるとは」(カズ)と征矢の存在を無視して総括。12・22後楽園大会では河野真幸&TAJIRIを迎え撃つタッグ王座V2戦を控え、「荒れそうだから何かあったら助けに来てくれ」とnew Wild orderに助っ人要請を出した。これにはAKIRAも異論はなく、「もちろんだよな?」と相棒に呼びかけると、征矢も「大丈夫ですよ」と呼応していた。

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