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12/20【WRESTLE-1】12・22武藤とのW-1王座戦へ真田が決意表明「時代を変えなきゃいけない」(写真あり)

 WRESTLE-1は20日、12・22後楽園大会でWRESTLE-1王者・武藤敬司に挑戦する真田聖也のコメントを発表。「武藤政権を変えなきゃ未来が無い」と言い切った真田は「後楽園ホールで時代を変えなきゃいけない」との覚悟を示した。

 11・1両国大会で武藤がW-1王座を戴冠後、「俺が時代を変えます」と宣戦布告した真田。W-1に参加後も武藤と何度も対戦してきたが、そのたびに軍門に下ってきた。それでも「武藤さんと闘うと俺、めちゃくちゃ良いものを得てるんですよ、負ける度に」と敗戦を糧にしてきたという真田は、「全部負けてきたので、もう負ける要素がないですよね、俺の中で」と自信満々に言い切った。

 「お客様が求めてるんだったらしょうが無いですけど、それじゃ俺もやりがいが無いですし、WRESTLE-1のみんなもやりがいが無いと思う。変わんなきゃダメだと思うんですよね。武藤政権を変えなきゃ未来が無い」。そうW-1のの現状に危機感を抱く真田は、「時代って明治、大正、昭和、平成って変わって来てる。だから、絶対変わるんですよ、いつかは。それをなるべく早めたい。後楽園ホールで時代を変えたいとは思います。変えなきゃいけない」と決意表明。「ベルトを持って、世界を回ってWRESTLE-1を広めようと。それが一つの夢」と戴冠後の青写真も描いた。

【真田のコメント】
――タイトルマッチが近づいてきたが、武藤敬司をなぜ倒そうと思った?

▼真田「俺の中で最初に武藤さんを凄いと思ったのは、最初にTNAに行ったときにめちゃくちゃビビってたんですよ、俺。その時、グレート・ムタも一緒に来たんですけど。TNAの選手は『こいつ誰だ?』という目で俺のことを見てきて。一応、Xディビジョンのチャンピオンだったんですけど。で、ムタが出て来た瞬間、おぉーってなったんですよ、みんな。その時、この人凄いと思って。今まで見てきたレスラーで一番凄いなって思って、その人を超えるという感じでは無いですけど、ジェラシーが湧いたというのがきっかけでしたね」

――そんな武藤敬司とここ最近、数試合戦っているが?
▼真田「最初、7月にグレート・ムタと闘って、何も良いところなく飲み込まれて。次、8月の後楽園で武藤さんと闘ってまた結構コテンパンにやられて負けて。TNAのPPVですかね? グレート・ムタ、あれでもやっぱりコテンパンにやられて。11月30日の後楽園ホール、フランケンで負けて。全部負けてるんですよ。一回も勝ってないんですよね」

――今まで負けてきた部分が糧になっているとは思うが?

▼真田「武藤さんと闘うと俺、めちゃくちゃ良いものを得てるんですよ、負ける度に。下手したら負けた方が良いものを得られるかもしれないですよね。武藤さんは俺と闘って何も得ていないと思うんですよ。唯一得ていると言うならば若さじゃないですかね。そういう部分でも全部負けてきたので、もう負ける要素がないですよね、俺の中で」

――若い世代がWRESTLE-1を盛り上げて来たところで、今回武藤敬司がチャンピオンになったということは時代が逆戻りしたのでは?

▼真田「正直言いますと、WRESTLE-1の若手は盛り上げていないんですよ。だから、武藤さんがチャンピオンになったんですよ。デスペラードの河野さんも良いところまで行ってたんですけど、ベルトを取られたことは凄い嫌なことでしたよ。やっぱり武藤敬司の時代になるのか、と思って。お客様が求めてるんだったらしょうが無いですけど、それじゃ俺もやりがいが無いですし、WRESTLE-1のみんなもやりがいが無いと思う。変わんなきゃダメだと思うんですよね。武藤政権を変えなきゃ未来が無いと思うんですよ」

――その武藤敬司を倒して時代を変える自信というのは?

▼真田「もう自信しかないです。前にも言いましたけど自信しかないです。あと、俺の中で夢があって、まず武藤敬司を超えるというのはたぶん無理だと思うんですよ。じゃあ何が出来るかと言った時に、武藤敬司がやってないことをやろうと俺は思って。例えて言うなら武藤さんだって、猪木さんがやってないことをやってガーって行ったと思うんですよ。武藤さんがやっていないことをやろうかなと思って。それは何かと言うと、WRESTLE-1のベルトを持って、世界を回ってWRESTLE-1を広めようと。それが一つの夢ですね」

――今回の一戦に向けて秘策はある?

▼真田「秘策ですか? 基本今そういう細かいことを考えていないすね。“気持ち"で今いってるんで。頭で考えたりはなかなか出てこないですよ。心で考えるっていうか」

――武藤選手からベルトを獲って武藤選手を楽にしてあげようという考えは?

▼真田「武藤さんを楽にしようという考えは俺は無かったです。武藤さん、今50超えてるんですけど、50超えてチャンピオンになるから格好いいのであって。そういう格好いいものを止めたいとは思わなかったですね」

――今回はその格好いいチャンピオンと闘うが?

▼真田「この一戦で時代は変わるというか、変えなきゃいけないんです。やっぱり時代って明治、大正、昭和、平成って変わって来てる。だから、絶対変わるんですよ、いつかは。それをなるべく早めたい。後楽園ホールで時代を変えたいとは思います。変えなきゃいけないです」

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