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12/29【NOAH】ニコルス「負けたら2度と彼らに挑戦しない」 奪回へTMDKコンビが背水の陣 1・10後楽園GHCタッグ戦調印式(写真あり)

 1・10後楽園大会のGHCタッグ選手権試合「(選手権者)杉浦貴&田中将斗vsマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト(挑戦者)」に向けた調印式が29日、東京・有明のノア事務所で開かれ、3連敗中のTMDK・ニコルスが「今回も負けたら、もう2度と彼らには挑戦しない」と背水の陣を敷いた。

 2013年(TMDK)と2014年(弾丸ヤンキース)のプロレス大賞最優秀タッグ賞受賞チームが、ノアの年頭大会でタッグ王座をかけて激突。ここ1年で両軍はGHCタッグ王座戦(2回)、グローバル・タッグリーグ戦公式戦の計3回激突しているが、すべて軍配は弾丸軍に上がっている。

 前哨戦では後がないTMDKコンビが杉浦に猛プッシュをかけ続けてきたものの、前哨戦では相棒の田中が参戦していなかったことから、杉浦の自信に揺らぎはなかった。この日の調印式でも「、ウチらのほうが個々の力でも、スピード、スタミナ、パワー…すべてで上回ってると思ってます」と言い切り、田中も「2015年も僕らがベストタッグであり続けたい。もうこのベルトも“僕らのベルト"っていう印象になってると思うし、負けるつもりもない。最高の試合をしたいと思います」と貫禄十分に言い切ってみせた。

 一方のTMDKコンビは今年初頭に超危暴軍に屈してタッグ王座から陥落。その後も獲り戻すことはできず、シングル&タッグの両リーグ戦でも結果を残せなかった。「ある意味、呪われているように、あらゆる結果が出なかった」と振り返ったニコルスは、「常に上を目指し続けてきたから進化はしてると思うんだけど…次で負けたらタイトルマッチで3連敗。今回も負けてしまった場合は、もう2度と彼らに挑戦することはないと思ってる」と敗れた場合の“弾丸ヤンキースへの挑戦封印"を宣言して排水の陣を敷いた。

 年明けには新日本の1・4東京ドーム大会にも参戦するTMDKコンビ。ヘイストは「2015年はTMDKにとって出だしからビッグイヤーになる。確かに今年はあまり良くなかったけど、それは僕らの“燃料"になった。充電できたと考えて、2015年は始めから一気に放出させていきたい」と“年始ダッシュ"を予告した。

 来年の方舟タッグ戦線は、関本大介&岡林裕二組やヤンキー二丁拳銃らの本格参戦も期待されるところ。役者が揃いそうなタッグ戦線の“けん引役"を決める一番が、正月明けから展開される。


【調印式の模様】

――改めて今年はチームとしてどんな1年だった?

▼杉浦「今年のはじめに田中選手に誘われてタッグを組んで、駆け抜けて突っ走った1年でしたね」

▼田中「今年のはじめに弾丸ヤンキースができて、凄く良いメンバー、そしてパートナーに恵まれた良い1年でした」

▼ニコルス「ベストな年ではなかったよ。ある意味、呪われているように、あらゆる結果が出なかった。今年は自分達以外の選手がベルトを巻いたり、リーグ戦に優勝するのを見てきたけど、来年は今年とは違ったことを必ず起こしたい」

▼ヘイスト「確かに今年はあまり良くなかったけど、それは僕らの“燃料"になった。充電できたと考えて、2015年は始めから一気に放出させていきたい」

――改めて両軍の印象を

▼杉浦「認めてるチームだし、連係は特に素晴らしい。でも、ウチらのほうが個々の力でも、スピード、スタミナ、パワー…すべてで上回ってると思ってます」

▼田中「何度でもやりたいチーム。今回も前回を上回るような素晴らしい試合をしたい」

▼ヘイスト「確かに3連敗中だけど、前回負けてからシングルのリーグ戦で個々のレベルを上げた。僕らはもっと強く、よりベターになってるよ」

▼ニコルス「常に上を目指し続けてきたから進化はしてると思うんだけど…次で負けたらタイトルマッチで3連敗。今回も負けてしまった場合は、もう2度と彼らに挑戦することはないと思ってる」

――改めて2015年に向けて?

▼杉浦「今年も31日までトレーニングする予定ですし、来年も元旦からZERO1さんに出る。変わらず良いコンディションのままバッチリな年末年始にしたいですね」

▼田中「2015年も僕らがベストタッグであり続けたい。もうこのベルトも“僕らのベルト"っていう印象になってると思うし、負けるつもりもない。最高の試合をしたいと思います」

▼ヘイスト「2015年はTMDKにとって出だしからビッグイヤーになる。モチベーションは高いし、ベストな相棒と一緒に年明けから最高のコンディションで臨みたい」

▼ニコルス「1月10日はノアでは来年最初の試合。ここで勢いをつけて、タッグチームといえばTMDKと言われるような年にする」

――来年は関本&岡林、ヤンキー二丁拳銃といったチームも本格参戦してタッグ戦線が盛り上がりそうだが?

▼杉浦「いろんなチームが出てきて盛り上がることは良いこと。ただ、最前線で引っ張るのは弾丸ヤンキース」

▼田中「大介(関本)と岡林のチームも、宮本とイサミのチームも申し分ない相手。ただ、タッグ戦線の主役は誰にも渡すつもりはないです」

▼ニコルス「新たなタッグチームの強敵が多く現れるのは良いこと。でも、その中でベストチームであることを証明していくだけだよ」

▼ヘイスト「いろんな強敵が来そうだけど、またGHCタッグチャンピオンになったら(※杉浦のほうを見やりつつ)誰の挑戦でも受けていくよ」

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