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1/3【新日本】棚橋「生涯ピーク宣言」で新春初防衛誓う 活況・大プロレス祭りで1・4直前会見(写真あり)

 いよいよあす(4日)に迫った1・4東京ドーム大会の直前公開会見、調印式が3日、東京・ディファ有明で開催された『大プロレス祭り2015』内で行われ、IWGPヘビー級王者・棚橋弘至が“生涯ピーク"宣言とともに新春初防衛を誓った。

 ドーム前日恒例となった交流イベント“大プロレス祭り"だが、今年は早々に前売り券が完売。1700人の新日本ファンが詰め掛けるなか、今年も“プロレス女子座談会"などの各種イベントが時間割り制で開かれ、活況となった。

 ドーム前日会見も2部制の公開で行われ、高橋裕二郎をのぞく全10試合の出場選手が登場。イベント全体の“大トリ"にはIWGPヘビー級選手権試合「(王者)棚橋vsオカダ・カズチカ(挑戦者)」に向けた公開調印式が据えられた。

 ピリッとした表情で「体調も100%以上に仕上がってますし、くすんだ太陽には沈んでもらいたいなと思います」と改めて通告したオカダに対して、棚橋は柔和な貫禄を崩さず。「“くすんだ太陽"とも言われました。…が、そもそも、くすまないから太陽、でしょ?」と切り返し、「俺がいつも思うのは『あのころが俺のピークだったな』。そんな風に思うレスラー人生は絶対に送りたくないんで、常に今がピークだと思える練習をして、生涯ピークでいます」と“生涯ピーク宣言"とともに新春V1を誓った。

 IWGPインターコンチネンタル王座戦「(王者)中邑真輔vs飯伏幸太(挑戦者)」に向けた公開調印式では、飯伏が「明日はこの最高のシチュエーションで、たぎり、狂い散らかしたいと思います」と改めてキッパリ。中邑も「ひじょうに気分がいいです。まぁガラにもなく緊張なのか…ドキドキというかワクワクというか、今まで戦ってきた中で味わったことがない何かが明日、感じられるんじゃないかと思って期待してます」と語り、双方ともに気持ちの高ぶりを感じさせた。

 なお、同イベント内では特別試合2試合「獣神サンダー・ライガー&小松洋平&田中翔vsエル・デスペラード&TAKAみちのく&タイチ」「永田裕志&タイガーマスクvs中西学&キャプテン・ニュージャパン」も行われた。

 1・5後楽園大会のNWAジュニア王座戦に向けた前哨戦となった6人タッグマッチでは、挑戦者・デスペラードが王者・ライガーに手段を選ばずに猛攻を仕掛け、場外乱闘、ハサミ攻撃やマスク剥ぎ未遂などで翻ろう。最後はデスペラードが小松をギターラ・デ・アンヘルで仕留め、王座奪取へ獣神にさらなるプレッシャーをかけた。

 久々の“永田-中西対決"となったタッグマッチでは、両雄がエルボーと逆水平を打ち合って火花。最後は奮戦したキャプテンを永田がバックドロップホールドで仕留めている。

プロ格 情報局