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1/13【WRESTLE-1】近藤「史上最低のチャレンジャー」、カズ「手口が安易」 1・30後楽園でSAKAMOTO&土肥がタッグ王座挑戦(写真あり)

 WRESTLE-1は13日、1・30後楽園大会でW-1タッグ王座戦「(王者)カズ・ハヤシ&近藤修司vsKAZMA SAKAMOTO&土肥孝司(挑戦者)」を行うと発表。この日、王者組が都内W-1事務所で会見し、近藤が「史上最低のチャレンジャー」と急造デスペラードコンビを切り捨てた。

 “チーム246"カズ&近藤組は1・11後楽園大会で中之上靖文&児玉裕輔組の挑戦を退けてV3に成功。試合後に急襲してきたSAKAMOTO&土肥組にベルトを強奪され、この日の会見は“ベルトなし"の状態で臨んだ。

 カズは「ベルトを盗んで、ベルトを返して欲しかったら挑戦させろ…っていう。まぁ〜安易なやり方。ただ、こういう行動に出たんだから、ただのタイトルマッチじゃ済まない。それなりの覚悟をして来い」と通告。近藤にいたっては「中之上&児玉の時とは違って、今回は賛否すらない。それくらい話題になってない。そういう意味では史上最低のチャレンジャー」と一刀両断にした。

 確かにSAKAMOTO組は急造タッグを自認しており、246にとっての警戒点は「デスペラード入りした土肥が突っ走ること」と「セコンド陣の介入」のみ。近藤は「セコンドを入れないとか、ランバージャックにするとか、レフェリー10人用意するとか、何らかの対策を会社にお願いしたい」とクギを刺したものの、防衛はすでに決定事項。「その次を見据えてる」と明言し、挑戦を表明している稔&吉岡世起組についても「視野に入っている」(カズ)と早くも“V5戦"を見据えていた。


【会見の模様】
――中之上&児玉組との防衛戦を振り返って?

▼カズ「中之上&児玉組は、まだまだやりたい相手になりました。最初は挑戦者としてどうかな?と思っていましたが、WRESTLE-1のため、浜口ジムのため、色々な覚悟を背負っていた。そして自分達が今後どうなりたいのかという覚悟も見えました」

▼近藤「ただ、誤解しちゃいけないのは、あのタイトルマッチは彼らにとっては単なるスタートだということ。途中でもゴールでもない。それを彼らが分かってるかどうか。あの気持ちを持ち続けていれば、またああいう試合ができるだろうし、少しでも気を抜けば、また前の彼らに戻ってしまう」

――次期挑戦者のSAKAMOTO&土肥にベルトを強奪されているが?

▼カズ「(※ベルトの台しかない状況を見せつつ)よくプロレス界で目にするこの状況ですよ! ベルトを盗んで、ベルトを返して欲しかったら挑戦させろ…っていう。まぁ〜安易なやり方。KAZMA SAKAMOTOが考えそうなことです。もう、やるのは別にいい。タイトルマッチにはちゃんとベルトを持って来い。ただ、こういう行動に出たんだから、ただのタイトルマッチじゃ済まない。このベルトが出来るまで1年以上かかった。俺たちはベルトが無い状況も過ごしてきた。それも知らずに安易な手口で挑戦するからには、それなりの覚悟をしてもらわないと」

▼近藤「中之上&児玉の時とは違って、今回は賛否すらない。それくらい話題になってない。そういう意味では史上最低のチャレンジャーだね。中之上&児玉組の時が最低だと思っていたけど、フタを開けたらああいう試合になった。だから今回こそが史上最低のチャレンジャー。ま、僕らはその先を見据えましょう」

▼カズ「自分達でも“急造チーム"って言ってたほど。本当のタッグ屋とやる次の次を見据えてます」

――警戒点を挙げるとすれば?

▼カズ「KAZMAは安易なだけ。ただ、土肥がイケイケで突っ走ってくイメージ。彼はデスペラードに入ってリミッターが外れつつある」

▼近藤「あと、やっぱりデスペラードを相手にすると、怖いのはセコンド陣の動き。前々回は河野&TAJIRIの挑戦を受けたけど、今回は河野たちがセコンドに就いてくるはず。だからセコンドを入れないとか、ランバージャックにするとか、レフェリー10人用意するとか、何らかの対策を会社にお願いしたい。反則し放題で試合にならない環境を防いで、タイトルマッチがちゃんと成立するようにしてもらいたい」

――土肥が中之上&児玉の奮戦に刺激を受けていることもあり得るが?

▼カズ「刺激を受けなかったらレスラーとしてダメでしょ。同じ釜の飯を食ってた児玉とかイケメンが活躍し始めてる中で、デスペラードという枠で来るのか、プロレスというジャンルで勝負をしに来るのか。俺だったら(純粋にプロレスで)勝負する。それが『レスラーになってやりたかったこと』につながるんじゃないかな」

――次の次を見ているとのことだが、復帰した吉岡も挑戦を目指しているが?

▼カズ「欠場明けで怪我人とはやりたくないな…って気持ちもあったんですけど、この前の試合をみたらいい感じで帰ってきてたんで、そこ(稔&吉岡組)も視野に入ってくるのかな、とは思ってます」

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