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1/22【超花火】御影石製ベルトお披露目 大仁田「初代は私しかいない」、高山「俺のためのベルト」 1・23爆破王決定戦調印式(写真あり)

 初代爆破王決定戦「大仁田厚vs高山善廣」(1・23大阪)の調印式が22日、都内・ZERO1道場で行われ、両者が調印書にサイン。試合形式が「ノーロープ有刺鉄線電流爆破ダブルバット・ダブルヘルデスマッチ」に決まり、御影石に金粉をまぶしたチャンピオンベルトもお披露目。決戦を翌日に控え、邪道が「爆破の初代は私しかいないだろうと自負しています」と言い切れば、帝王も「俺のためのベルト」と豪語し、三度目の正直で大仁田に雪辱を遂げる構えをみせた。

 新シリーズ『超花火』の幕開けと同時に、爆破王なるタイトルが新設。明日23日の大阪大会で初代王者の座が大仁田と高山の間で争われる。この日、両者と工藤めぐみエグゼクティブプロデューサーが出席し、タイトルマッチ調印式が行われ、真新しいチャンピオンベルトがお披露目された。

 爆破をイメージした赤いベルトで、プレート部分の素材は御影石。そこに金粉をまぶした豪華なもの。重量も通常のベルト以上にあり、重厚感たっぷりだ。プレート部分には日本の象徴である鶴と、「ハードコアという一つのジャンルが出来上がった、その中の世界一の王者」(大仁田)との意味合いを込め、世界遺産にも認定された富士山があしらわれている。従来のベルトにはなかった斬新なデザインと素材。その仕上がりに大仁田も満足げで「日本のプロレス界の宝にしていきたい」と誓った。

 栄えある初代王者を争う大仁田と高山はこれまで2度、爆破マッチによる一騎打ちを行い、いずれも大仁田が勝利している。相手が帝王といえど、パイオニアとして爆破マッチにおける大仁田の自信は揺るがない。「正々堂々、真っ向勝負で高山選手と戦いたい」と宣言した邪道は、「爆破の初代は私しかいないだろうと自負しています」と言い切った。

 対する高山にとっては雪辱戦となる。タッグも含め7度の爆破マッチを経験し、「上がるたびに先輩に叩きのめされてだいぶ強くなった」と実感している帝王は、三度目の正直でリベンジを遂げるのみ。真新しいベルトを見やりながら「富士山いいですね。俺のためのベルトだと思ってますよ」と初代王座獲りを見据えた。

 試合形式は「ノーロープ有刺鉄線電流爆破ダブルバット・ダブルヘルデスマッチ」に決まった。リングの4面に爆破装置が設置されるのは通常通りだが、そのうち2面は火薬量が通常の3倍となる。ベルト、舞台とお膳立ては整い、あとは邪道と帝王が雌雄を決するのみとなった。


☆1/23(金)大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場『麺やのりお Presents なにわ超花火・初代爆破王決定戦〜邪道vs帝王〜』17:30開場、18:30開始

◇第1試合◇
▼「邪道軍 vs 大阪軍」6人タッグマッチ
HAYATA
YO-HEY
GUNSO
(1/30)
藤井健一
保坂秀樹
矢口壱狼

◇第2試合◇
▼ミス・モンゴル婚約記念 FMW OGマッチ
松山勘十郎
(1/30)
ミス・モンゴル
※特別リングアナウンサー:工藤めぐみ

◇第3試合◇
崔領二
“brother"YASSHI
TARU
(1/30)
マグニチュード岸和田
日高郁人
田中将斗

◇第4試合◇
関本大介
大谷晋二郎
(1/30)
鈴木秀樹
佐藤耕平

◇第5試合◇
▼初代爆破王決定戦 ノーロープ有刺鉄線電流爆破ダブルバット・ダブルヘルデスマッチ
高山善廣
(1/無)
大仁田厚


【会見における大仁田、高山】
▼大仁田「ノーロープ有刺鉄線電流爆破ダブルバット・ダブルヘルデスマッチに決定しました。通常の2面が通常の3倍です。(ベルトを披露し)ZERO1にしてはせこくないベルトでよかった。(制作費は)かなりしますよね。御影石を彫って金粉です。世界一ということで世界遺産の富士山。ある意味ハードコアの世界一のベルトですから。ハードコアという一つのジャンルが出来上がった、その中の世界一の王者ということで。通常の5倍ぐらいの重さですね。ある意味、鶴という日本の象徴」

▼高山「電流爆破のリングに何回上がったかわからないけど、上がるたびに先輩に叩きのめされてだいぶ強くなったと思います。強くなって、こんなご褒美用意してくれてありがとうございます」

▼大仁田「今回、御影石で富士山ののったベルトが出来上がりまして、金粉が縫ってあって、ある種の日本の宝にしていきたい。日本のプロレス界の宝にしていきたいと思っておりますので、ある種、正々堂々、真っ向勝負で高山選手と戦いたい。爆破の初代は私しかいないだろうと自負しています。高山さん、ということで試合形式はノーロープ有刺鉄線電流爆破ダブルバット・ダブルヘルデスマッチでいいですか?」

▼高山「自分は大丈夫ですけど、大阪の体育館、大丈夫なんですかね。吹っ飛びませんか?」

▼大仁田「その時はその時だよ。第1の体育館が飛んだらオープンになって、ある種いいんじゃないですか。高山さん、正々堂々やりましょう!」

▼高山「富士山いいですね。俺のためのベルトだと思ってますよ」

▼大仁田「高山選手のために作ったわけじゃないよ。ある種、今までにない破格のベルトかもしれない。さぁ誰が巻くのかな」

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