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1/23【IGF】ミルコがUFCと契約でIGF王座返上へ 4月から王座決定トーナメント開催か 宇田川EDが2015年間スケジュール発表

 宇田川強イベントディレクター(ED)が23日、2015年の年間スケジュールを発表。既報の2・20東京ドームシティホール大会に加え、新たに12・31両国『INOKI BOM-BA-YE 2015』まで6大会の開催が決まった。宇田川EDはIGF王者のミルコ・クロコップがアメリカUFCと契約したことを受け、王座返上による新王者決定トーナメント開催の可能性を示唆した。

 アントニオ猪木デビュー55周年記念イヤーとなる2015年、IGFは今年も大会場でのビッグマッチを連発する。GENOME(プロレス)ルール主体の『GENOME』シリーズは既報の2・20東京ドームシティホール大会に加え、5・5大阪、6・27名古屋、10・24福岡の計4大会を開催。GENOME(MMA)ルール主体の『IGF』シリーズは4・11両国、8・29両国の2大会で、大みそ日恒例の『INOKI BOM-BA-YE 2015』(両国)の開催も決まった。

 2015年の軸となるのはIGF王座の行方となりそう。というのも第4代王者・ミルコの米UFC復帰が決まったからだ。しかも複数試合契約を結んだという。UFCでは他のMMA団体出場を禁じているため、これでミルコのIGFマット参戦は事実上不可能となった。

 この日、会見した宇田川EDは「詳しくミルコサイドとの最後の詰めができておりません」としたうえで、「返上という方向で話を進めております」と説明。「おそらく4月、8月で王座決定トーナメントで王者を決定する。そんな流れになるのかなと考えています」と4・11&8・29両国2大会で新王者決定トーナメントを開催する可能性を示した。

 王座決定トーナメントを開催する場合、宇田川EDは「より多く選手を募ってと思っていますし、東南アジア、アメリカ、ロシア、南米、ヨーロッパから最低でも各10選手以上、日本人含めて16人ぐらいで争えられれば」との案を検討している。ミルコという超大物の流出は確かに痛手だが、宇田川EDは「IGFの顔にふさわしい強い選手が出てくれば。今後新しい選手を発掘して軸にしていく、新しい転換期なのかなとポジティブに捉えています」と前向きだった。詳細は以下の通り。


☆2015年年間スケジュール
▼2/20(金)東京ドームシティホール『アントニオ猪木72歳バースデーナイト GENOME32』18:00開場、19:00開始

▼4/11(土)東京・両国国技館『アントニオ猪木デビュー55周年ツアー IGF3』17:00開場、18:00開始

▼5/5(火・祝)大阪・BODY MAKERコロシアム『アントニオ猪木デビュー55周年ツアー GENOME33』16:00開場、17:00開始

▼6/27(土)愛知県体育館(名古屋)『アントニオ猪木デビュー55周年ツアー GENOME34』17:00開場、18:00開始

▼8/29(土)東京・両国国技館『アントニオ猪木デビュー55周年ツアー IGF4』17:00開場、18:00開始

▼10/24(土)福岡国際センター『アントニオ猪木デビュー55周年ツアー GENOME35』17:00開場、18:00開始

▼12/31(木)東京・両国国技館『アントニオ猪木デビュー55周年ツアー INOKI BOM-BA-YE 2015』16:00開場、17:00開始

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