プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

1/26【WRESTLE-1】W-1王座挑戦へ征矢が公開練習 AKIRAの悪ノリ目隠し特訓に憤慨も、武藤攻略のカギは「どのタイミングでヒザを狙うか」(写真あり)

 1・30後楽園大会でWRESTLE-1王座に挑戦する征矢学が26日、都内・WRESTLE-1道場で練習を公開。王者・武藤敬司の同期・AKIRAに対策を授かろうとし、悪ノリしたAKIRAの案による目隠し特訓に取り組んだものの、「これなら山にこもった方がいい」と憤慨。それでもAKIRAの助言にヒントを得て、「いきなりヒザを狙うんじゃなく、どのタイミングで狙うか」をポイントに定め、W-1王座奪取を見据えた。

 1・30後楽園大会でのW-1王座戦が4日後と迫った。これまで河野真幸、真田聖也が軍門に下り、武藤政権を許してきたが、征矢は高い壁を突破し、頂点ベルトを我が手にするつもりだ。

 そのためにも征矢は武藤対策を授かろうと、new Wild orderのパートナーで、武藤の同期・AKIRAに教えを請うた。が、出てくるのは「武藤さん、アメリカに遠征した時、カニの缶詰を食ってたらジンマシンが出たんだって。カニの缶詰に弱いかもしれない」、「奥さんの話によると応接間に座ったまま動かないらしいからね。座り心地のいいソファーを置いておいたら思わず座っちゃうんじゃない」と参考にならないアドバイスばかり。挙句の果てにプロレスに関係ない武藤の主演映画『光る女』の映像を見せて、「武藤敬司のすべてが隠されてる。これをきっかけに武藤さんは変わった」と断言する始末だ。

 それでもAKIRAは「ドント・シンク・フィール、考えるんじゃない、感じろ」とブルース・リーばりにアドバイスし、目隠し特訓を提案した。二人とも目隠しし、互いの打撃をかわすものだ。AKIRAはちゃっかり目隠しをずらして成功したが、征矢は素直に目隠ししているため張り手をモロに被弾。真剣白羽取りにも挑んだものの、何度も脳天に食らった征矢はそのたびに「痛っ!」と悲鳴を上げた。

 最終的に征矢はAKIRAが目隠しをずらしていることに感づいて激怒。「こんなことやっても何の役にも立たない。あなたに聞いた私が間違いでしたよ。これじゃ山にこもった方がいい」と吐き捨て、AKIRAが当日のセコンドを買って出ても拒否した。

 AKIRAの悪ノリに征矢は「本当に僕の応援をしてくれてるのか、ちょっと不信な気持ちでいっぱい」と不信感を抱かずにはいられない。それでも征矢はAKIRAの助言から唯一、ヒントを得た。それは「ヒザはエサの仕掛けみたいになってて、狙うとペースに引き込まれる」というもの。両ヒザが武藤の爆弾であることは周知の事実だが、裏を返せば武藤も狙われることを承知の上で作戦を立てられるということ。征矢は「いきなりヒザを狙うんじゃなく、どのタイミングで狙うか。そこじゃないかなと。いきなりヒザを狙ったとしてもアリ地獄に入ってしまう」と武藤攻略のポイントを定め、「武藤さんにギミックレスラーと言われましたが、ギミックだろうがコミックだろうが、ベルトを獲って、そこから征矢学のワイルドをみせていければ」とW-1王座獲りを誓っていた。

【征矢の話】「野上さんに武藤さんの対策というかヒントをもらおうと思ったけど、今日みたいにノガちゃんが悪ノリするということで、本当に僕の応援をしてくれてるのか、ちょっと不信な気持ちでいっぱいです。最終的に野上さんが言いたかったことは、人に頼るな、考えず感じろということじゃないかなと。目隠しして子供の遊びみたいなことやったけど、そういうことを言いたかったんだと思います。30日は武藤敬司からWRESTLE-1のベルトを獲りたい。武藤さんにギミックレスラーと言われましたが、ギミックだろうがコミックだろうが、ベルトを獲って、そこから征矢学のワイルドをみせていければと。武藤さんには言いたいこと言わせとく。人が何を言おうと自分がどう感じるかですから。30日はW-1のベルトを獲ります。(武藤を攻略するポイントはどこにあると思う?)ノガちゃんから最初いいことを聞いた。ヒザが悪いのをエサにしてって部分では、いきなりヒザを狙うんじゃなく、どのタイミングで狙うか。そこじゃないかなと。いきなりヒザを狙ったとしてもアリ地獄に入ってしまう。どこかでタイミングを見計らってという心理戦が一つノガちゃんからいいこと聞いた。ほかはどうでもいいことでしたけどね。カニを食べてジンマシンが出たというのは初めて聞きましたけどね。(河野、真田も敗れてきたが?)一点攻めはいいと思うけど、足だったら足に集中したら他の部分がみえなくなる。そこから武藤敬司の仕掛けたエサに引っかかる。そういう状況になる。武藤さんもマージャン好きのギャンブラーですから、そういう駆け引きをしてくると思うんですよ」

プロ格 情報局