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1/27【WRESTLE-1】「遺恨なし」強調も 船木1・30後楽園でのタッグ対決へ“鈴木狙い"宣言(写真あり)

 WRESTLE-1は27日、船木誠勝のコメントを発表。1・30後楽園大会で組まれた鈴木秀樹とのタッグ対決へ向け、「遺恨というものは自分の中にはない」と強調しながらも、「自分は鈴木選手だけをみていきます」と“鈴木狙い"を宣言した。

 ZERO1との対抗戦がきっかけで船木と鈴木の間に因縁が芽生えた。昨年12・22後楽園では鈴木の挑発に船木が感情的となり、喧嘩腰で激しくやり合ったのは記憶に新しい。

 1・30後楽園大会では船木が黒潮“イケメン"二郎、鈴木が小幡優作をそれぞれパートナーに再激突が組まれた。「これだけキャリアの差があるのにあんなにムキになって向かってきてくれる、こんなに面白いことない」と胸を躍らせている鈴木だが、一方で「みんな船木誠勝を避けて通って武藤敬司に辿り着こうとしている」と指摘し、W-1勢の姿勢に疑問符をつけた。

 鈴木発言を知った船木は「フリーなんで色々な団体を見ているじゃないですか。その中でWRESTLE-1はこういう団体なんだと見えたと思うんですね。彼の言っていることはほぼ正論」と認めた。鈴木とは感情的に戦ったが、その主張にはうなずけるとあって「遺恨というものは自分の中にはない」と強調。「向こうがそういう形で来るのならこっちもそれ相応の形で返す」とのスタンスを明確にした上で、「自分は鈴木選手だけをみていきます」と“鈴木狙い"を宣言した。詳細は以下の通り。

【船木のコメント】
――鈴木秀樹のコメントについて思うことや感じることはある?

▼船木「ある意味、事実だと思います。あのコメントを読むと、単に冷やかしで自分に仕掛けてきてるんではないというのがわかるので。正直、闘っていても感じました。だから敢えてこうやって紙面に出す必要はないと思っていましたが、こうやって発表したということは、自分を通してWRESTLE-1を批判しているっていうことになりますね。逆に遺恨というものは自分の中にはないです。ただそうやって仕掛けてくる選手に対しては自分も黙ってはいないですよ。それはこれからも変わりません。向こうがそういう形で来るのならこっちもそれ相応の形で返すということです。それは誰に対しても変わりません。ただ、こうやって自分を通して団体を批判されたってことに対して、じゃあWRESTLE-1のみんなはどう思っているのかって逆に思いますね」

――WRESTLE-1全体へ向けられた言葉でもあると?

▼船木「そういった意味で一番言いやすいと思うんですよね、鈴木選手は。フリーなんで色々な団体を見ているじゃないですか。その中でWRESTLE-1はこういう団体なんだと見えたと思うんですね。逆にそういうふうに見られてしまったというのは恥ずかしいです。ただ彼の言っていることはほぼ正論だと思います。だから逆に遺恨とかそういう感情は特にわかないです。そういうふうに団体をしてしまった上の人間、自分もそうだし、武藤さんにも責任があると思います。だから武藤さんにしろ自分にしろ、まぁデスペラードですけどTAJIRI選手っていうある程度今まで歴史を作ってきた人間たち以下の選手ですよね。KAI、真田以下の選手。若い選手がどう思っているのかという方が先に知りたいところですね。鈴木選手に関しては、言われなくても中途半端な気持ちで自分に突っかかってきているとは思っていなかったので。自分もそのつもりでいきます。タッグマッチっていうのは組んでいる選手もいますし、その影響もありますが、自分は鈴木選手だけをみていきます」

――最後に1・30後楽園大会へ向けて一言?

▼船木「ぐちゃぐちゃに試合を壊すことだけは避けたいですね。あとは今一緒に練習しているイケメンと組むので、イケメンと自分のタッグリーグ戦の続き。今ここまでこのタッグチームが固まってきましたよっていうのを見せたいですね。そのためにも自分は鈴木選手をしっかり抑えて。イケメンは小幡選手。しっかり抑えて勝利っていう二文字にこだわりたいですね」

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