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2/2【全日本】青木「世界ジュニアの予選会じゃない」 『Jr. BATTLE OF GLORY』会見(写真あり)

 『Jr. BATTLE OF GLORY』(7日開幕)についての会見が2日、神奈川・横浜市の全日本事務所で行われ、出場9選手が出席。世界ジュニア王者・青木篤志は「リーグ戦は世界ジュニアの予選会じゃない」と強調し、大会を盛り上げるためにも他の選手たちに奮起を求めた。

 全日ジュニア最強を決めるリーグ戦が今年も開催される。出場するのは全日ジュニアのレギュラー10選手。この日、欠席となった南野タケシを除く9選手が出席しての会見が行われた。

 各選手が意気込みを話す中、爆弾を投下したのは世界ジュニア王者・青木だ。こういったリーグ戦は優勝するとベルト挑戦につながるのが通例だが、青木は「世界ジュニアのベルトを持ってるのであえて言わせてもらうけど、このリーグ戦はベルトへの予選会じゃない。リーグ戦の栄冠をみんなで争うのが第一」と強調。ベルトとは別個のリーグ戦独自の価値を築き上げるべきと考えている。だからこそ「今現在ジュニアで一番強い人間を決める戦いなんで、自分がベルトを持っていようが関係ない」と言い切り、「入場の時にベルトを持っていくつもりないし、イチ出場選手としてリーグ戦に挑んでいく」とのスタンスを明確にした。

 今回のリーグ戦は全日ジュニアの真髄をみせつける絶好の機会。そのためにも青木は全選手がリーグ戦にかける思いをぶつけるべきと考えている。パートナーの佐藤光留が「自分の今の希望、野望をさらけ出してかなえていって、負けたら批判されると思うけど、それも一つの動きですから。去年ダメだったからとかそんなの関係ねぇって。お客さんは今のジュニアをみにくるんだから」と同じ思いを口にしたが、青木は「ここでそれだけのことを思い切って言える選手だけがリーグ戦の目になる。悔しかったらリング上でやれ」と中島ら他の選手に奮起を求めた。

 会見後、公開練習を行った青木は「公開練習というとリーグにかけてどういう技を開発したか、どういうところを強化したかをやるけど、普通が嫌なので、ちょっとした弱い者いじめをやります」と野村直矢相手にスパーリングを敢行。スリーパーで絞め上げるなど一方的に痛めつけ、「やれないなら叩き潰すからな。俺はそれだけの覚悟があってベルトは関係ないと言ってるんだから」と出場選手たちに釘を刺していた。
※選手のコメントは別項に掲載します

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