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2/4【全日本】JrリーグへXceedがキックジムで公開練習 鼓太郎がエルボー、中島が蹴りに磨き(写真あり)

 『Jr. BATTLE OF GLORY』(7日開幕)に出場するXceed・鈴木鼓太郎、中島洋平が4日、東京・新宿区のキックボクシングジム「LEFTY GYM」で練習を公開。リーグ戦へ向けて浜川憲一会長、工藤政英トレーナー指導のもと、鼓太郎がエルボー、中島がキックにそれぞれ磨きをかけた。

 ジュニアリーグ戦開幕を3日後に控えたこの日、鼓太郎と中島がキックボクシングジム「LEFTY GYM」に出稽古した。「ヒジメインで磨きをかけたい」(鼓太郎)、「蹴りをメインで使ってるので、テコンドーとは違うエッセンスを取り入れたい」(中島)とともに打撃を磨きたいとの思いが一致し、中島が親交ある浜川会長の快諾を得て実現したものだ。

 二人は浜川会長、工藤トレーナーの指導のもと、サーキットトレーニングに挑んだ。ミット打ち、サンドバッグを同時に行い、それを何回も繰り返すもの。鼓太郎がエルボー、中島がキックで快音を響かせ、一方で鼓太郎は慣れない蹴りにもトライ。時折、浜川会長から「弱い! そんなんじゃ倒せないよ!」と厳しいゲキも飛んだ。仕上げは二人同時のサンドバッグ。エルボー、ミドルキック、前蹴り、ヒザ蹴りをそれぞれ2分間ずつ打ち込んだ。

 普段とは違う練習法とあって、両者ともさすがに疲労困ぱいとなったが、1時間以上に及んだ打撃トレーニングをやり遂げた。「今持ってるヒジ・プラス足せるものがありました」と鼓太郎が収穫ありを強調すれば、中島も「違う競技をやることで体の使い方もわかる。相乗効果を狙ったというのもありますね。これをやることによって、他に蹴りを使う選手もいるんでディフェンスも生まれてくる」と口を揃えた。

 リーグ戦では鼓太郎がBブロック、中島がBブロックにそれぞれエントリー。「今日も一緒に練習してるけど、同じチームというだけで、ライバルだと思ってます」と鼓太郎をみやった中島は、「Xceed対決を決勝でやって僕が優勝を決めたい」と宣言。そのためにも同ブロックとなった世界ジュニア王者・青木篤志撃破を己に課した。一方、鼓太郎はGAORA TV、アジアタッグ両王座を陥落したばかりの自身の現状もあって、「今の俺はでかいことを言える立場じゃないし、余裕も見せられない」と威勢のいい言葉は出ず。「俺の中で不言実行、ただそれだけ」と言葉少なに連覇を見据えていた。

【公開練習における鼓太郎、中島】
▼中島「公開練習をすると考えた時、今、僕は蹴りをメインで使ってるので、テコンドーとは違うエッセンスを取り入れたいと思い、かねてより親交のある会長のところを使わせていただきました」

▼鼓太郎「自分はヒジメインで磨きをかけたいと思い、洋平に心当たりのあるジムをあたってもらいました。今持ってるヒジ・プラス足せるものがありました。局面を一発で変えられるのはヒジ。それに磨きをかけたかった。疲れてくると軸がブレるけど、今日みたいな息の上げ方はプロレスでやらないですからね。息が切れました。蹴りは使わないけど、体の使い方とかを勉強できた。蹴りは洋平に任せます」

▼中島「蹴りの他に違う競技をやることで体の使い方もわかる。相乗効果を狙ったというのもありますね。これをやることによって、他に蹴りを使う選手もいるんでディフェンスも生まれてくる。先日の全体会見で佐藤選手が大きいこと言ってたけど、蹴りだけでなく他の打撃にも生きてくると思います。Xceed対決を決勝でやって僕が優勝を決めたい。青木選手に勝って決勝に勝ち上がりたい」

▼鼓太郎「今の俺はでかいことを言える立場じゃないし、余裕も見せられない。俺の中で不言実行、ただそれだけ」

▼中島「今日も一緒に練習してるけど、同じチームというだけで、ライバルだと思ってます。他の9人より印象を残して優勝できるよう頑張りたいと思います」

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