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2/15【IGF】ウィレム・ルスカさんが死去 猪木「かつてのライバルたちを見送ることはひじょうに辛い」

 国際柔道連盟が発表したところによると、アントニオ猪木との異種格闘技戦で知られ、1972年のミュンヘン五輪で柔道2階級制覇を達成したウィレム・ルスカさんが14日、亡くなった。74歳だった。

 猪木は1976年に「格闘技世界一決定戦」と題した異種格闘技戦をスタート。その第1戦となった2月6日、日本武道館で対戦したのがルスカさんだった。バックドロップ3連発で猪木がTKO勝ちをおさめたこの一戦は、名勝負として今なお語り草となっている。

 “オランダの赤鬼"と称されたルスカさんは72年のミュンヘン五輪で93kg超級&無差別級の2階級で金メダルを獲得。猪木戦後、プロレスラーに転身し、新日本で活躍した。2001年から脳出血のため闘病生活を送っていたという。

 往年のライバルの訃報を受け、コメントを発表した猪木は「かつてのライバルたちを見送ることは非常に辛いものです。心からご冥福をお祈り致します」と哀悼の意を表した。

【猪木のコメント】
 逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。

 最近では、体調を崩されているということを聞いていましたので、心に留めており、また、激闘を繰り広げた、かつてのライバルたちを見送ることは非常に辛いものです。

 心からご冥福をお祈り致します。

アントニオ猪木

プロ格 情報局