プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

2/16【WRESTLE-1】クルーザーか、無差別か 2・22田中戦へ近藤「転機の一戦になるかも」(写真あり)

 2・22大阪大会で田中将斗とのシングルマッチに臨む近藤修司が16日、都内WRESTLE-1事務所で会見。雪辱を見据えたうえで、今回の一戦が“クルーザー路線"か“無差別級路線"かの転機となる可能性を示唆した。

 田中とは昨年11月に一騎打ち。熱闘の末に敗れており、今回は雪辱戦となる。近藤は「以前ガッチリ一度負けてる。早くもリベンジマッチが来た形になります。今回は対抗戦というより個人的な戦いだと思ってる。ガッチリ勝たないといけない」と強調した。

 さらには「田中将斗はタイプ的に“好物"。体が大きな人間よりも、動ける選手のほうが好物。戦いながら盗みたいものも多い」と話した近藤は、「間の取り方、攻めのタイミング、スピード…いろいろ盗みたいものはあるけど、一番はスタミナ。あの年齢であの無尽蔵のスタミナは驚異。前回負けた時、ある意味プロレス観が変わった部分がありました。パワーファイトやってても、最終的に勝つのはスタミナなんじゃないかと。だからあの日からスタミナ強化を始めました」と告白。ここ数ヶ月は、トレーニングから食生活に至るまで、“スタミナ強化"に務めてきたという。

 現在W-1タッグ王者の近藤だが、パートナーのカズ・ハヤシは軽量級の“クルーザー・ディビジョン"の創設を提唱。実現へとコトが運べば、ジュニア内でしばしば“体重問題"が持ち上がってきた近藤も岐路に立たされることになる。それだけに近藤は「クルーザー級は従来のジュニアより体重制限が厳しいはず。だから今後の自分自身の在り方を考えないといけないかもしれない。もしかしたら今回の一戦が、体重の少ないところに見切りをつける転機になるかもしれない」と今回の田中戦をターニングポイントに位置づけた。

 2・13後楽園大会でKAIは田中を破って武藤の持つW-1王座挑戦を表明。近藤も「タッグのベルトを持ってますけど、無差別のベルト(W-1王座)を狙ってないとは言ってない。だから勝ったらひとつ大きいことを言わせてもらおうかと思ってます」と予告。あらゆる意味合いを含んだ一戦となりそうだ。

プロ格 情報局