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2/24【WRESTLE-1】5選手は血判状で決意表明 カズがクルーザーディビジョン争奪戦の早期決定を熱望(写真あり)

 カズ・ハヤシが24日、都内・WRESTLE-1事務所で会見し、クルーザーディビジョンのベルト新設を改めて主張。カズに賛同した田中稔、血判状で参戦を意思表示した5人にエル・イホ・デル・パンテーラを加えた8人で争う構えをみせ、「一番最初に発言した者として言わせてもらえば、僕がチャンピオンになるべき」と初代王者君臨を誓った。

 カズが提唱したクルーザーディビジョン王座の新設がいよいよ具体化してきた。2・22大阪大会でカズとの一騎打ちに勝利した稔がクルーザー構想に賛同し、大和ヒロシ、アンディ・ウー、吉岡世起、児玉裕輔、藤原ライオンの5人も参入を表明。さらに河野真幸がデスペラード枠を要求し、エル・イホ・デル・パンテーラの投入を宣言している。

 初代王者争奪戦の機運が高まる中、カズは「どのベルトよりも上でもなく下でもなく、新しい枠っていうものが作れたら」と独自の世界を構築しようと意気込んでいる。「早急に会社にWRESTLE-1クルーザーディビジョンのベルトを作っていただきたい。これだけの選手が一致した思いがあるし、ファンの人たちの後押しもあるし、会社がそれに対してノーとは言わないだろうなと思います。早急に対応してもらえたら」と希望したように、あとは正式決定を待つのみといえる。

 「田中稔と今まで戦ってきたところが途絶えていた、その続き、そういうものをしたい」と当初は稔との戦いでクルーザーディビジョンの世界を描いていくつもりだったが、6選手が輪に加わってきた。中でも大和、アンディ、吉岡、児玉、ライオンの5人は血判状を会社側に提出し、決意のほどを伝えてきた。「僕のことに賛同しているかはわからないし、僕に対して、稔選手に対して反発があってやってきてるのかわからないけど、この枠の中で戦っていきたいというのは感じました」と5人の気持ちを受け止めたカズは、「このクルーザーディビジョンというものを掲げたおかげで、いい個人闘争に入れるかなというのがありますね」と今から手応えをつかんでいる。

 当然、提唱者として初代王者の栄冠は誰にも譲らない。「とにかく一番を決めればいいので、トーナメントでもリーグ戦でも僕の中では何でもいい」と形式を問わず争奪戦の早期決定を熱望したカズは、「一番最初に発言した者として言わせてもらえば、僕がチャンピオンになるべき」と豪語。W-1タッグ王者のパートナー・近藤修司は無差別=W-1王座獲りを視野に入れており、「246で全てを手に入れる。近ちゃんがこのクルーザーの輪には入らない、無差別の方に行くと言ってたので、246で独占したい」とチーム246による完全制覇を描いた。

 3・7横浜、3・8後楽園の2大会では「Road to Cruiser Division」と題した前哨戦3試合も組まれた。カズを筆頭とする選手の思いが一致し、あとは初代王座を争うのみ。争奪戦の正式決定が待たれる。
※カズのコメントは別項に掲載します

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