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2/25【全日本】会見における青木、鼓太郎の詳細コメント(写真あり)

 25日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見した青木篤志、鈴木鼓太郎の詳細コメントは以下の通り。

【会見における青木、鼓太郎】
▼鼓太郎「20日の後楽園大会で横にいる青木篤志選手に勝ってJr. BATTLE OF GLORYに優勝しました。何度もダメかなと思う瞬間があったし、何度倒しても起き上がってくるし、こん身のエルボーをやっても倒れず打ち返してきました。本当に強いなと思いました。その彼ともう一度戦いたい、ベルトをかけて勝負したいと思いました」

▼青木「負けたのは事実。受けない理由はないんで、全力でこのベルトを守ってチャンピオンとしてやっていきたい」

――痛烈に批判してきた鼓太郎選手に敗れた結果をどう受け止めている?

▼青木「負けて悔しいものはあるけど、別に何も思わない。それに(鼓太郎が)本気になるために言ってきたから。負けたのは本望じゃないけど、(鼓太郎に)そこまでかけるものがあるというのは俺の勝ち。まだまだベルトを渡すつもりないし、やっとじゃない、まともになったのは。ここからですよ」

――今の発言を聞いて?

▼鼓太郎「確かに去年、ブレているといえばブレていたし、全日ジュニアにと気づいたのも青木からというのも事実。でも全日ジュニアに尽力すると決めたので、次の後楽園、自分の全てをぶつけて世界ジュニアを獲りたいと思います」

――新兵器のジャベリンで世界ジュニアを獲る手応えは?

▼鼓太郎「一回みせてるし、それで獲ってるんで、対策を取ってくるだろうから、簡単には決まらないだろうと思います」

――ジャベリンを脅威に感じる?

▼青木「そうですね。ただ、打撃というのは当たり所というのがある。百発百中だったらおっかないし、そうじゃなければかわせる部分もある。駆け引きもあるからここでは言いたくないけど、大きな武器だなと思います」

――全日ジュニアに尽力することを決意し、王者となってどのようにしていきたい?

▼鼓太郎「ベルトをかけて戦う前にチャンピオンになってからというのは発言としてあまり言いたくないけど、背中で引っ張れるような選手になっていきたい」

――それは三沢光晴さんのような?

▼鼓太郎「僕がみてきた背中というのはそういう背中だったので、同じものを追い求めるとか、そこに近づきたいというのはありますね」

――鼓太郎選手が本腰を入れることになり、全日ジュニアを確立できそう?

▼青木「そうですね。自分の中で全日本はどうしてもヘビー級は大きい素晴らしい人間が揃ってる。そこが注目されるのは悔しいし、俺が何でここにいるかといえばジュニアのレベルを上げなきゃいけない。そこが足りなかったから、強化するにはベルトを持ってたらできる。そっぽ向いて、俺が何か言ったら言い返してくる人間がいて、そこは違うだろと思ったけど、本当にここからヘビー級に負けない試合をジュニアヘビーがしっかりできていければと俺は思ってる。そのためにも負けられないし、この価値を上げるのは俺だと思ってる。ここでいいやとなったら終わり。まだまだやることはたくさんある。守って次につなげたいと思います」

――当日は三冠戦もあるが意識する?

▼青木「別に三冠の試合に関して言うと、いわゆる同門対決でしょ。しかもチャンピオンが胸貸してやる的な試合でしょ。そういう試合とは全然違うから。戦いの焦点がそこじゃない。技の見せ合いっこするわけじゃないから。俺は本当にベルトを守りたい、鈴木鼓太郎が獲りにきたいと思うなら、それなりの試合になると思う。三冠も意識しないし、今回は世界タッグもあったけど、そこともウチらの戦いは違う。焦点が違えば全く違う試合になるのは当たり前。俺は俺のやり方でベルトを守る。意識しないとは言わないけど、自分の中でプレッシャーをかけることはしない」

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