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2/28【NOAH】タイチのボイコットに小峠ぶ然、玄藩がジュニアタッグ奪取による3WAY戦封印宣言 GHCジュニア&ジュニアタッグ公開調印式(写真あり)

 3・15有明コロシアム大会に向けた観覧無料イベントが28日、神奈川・横浜の複合商業施設「トレッサ横浜」で開催され、GHC3大タイトルマッチの公開調印式、公開会見、2試合が行われた。GHCジュニアヘビー級王座戦は調印式をボイコットした挑戦者・タイチに王者・小峠篤司が憤慨。原田大輔と組んでGHCジュニアタッグ王座に挑戦する平柳玄藩はベルト奪取による3WAYマッチ封印を宣言した。

 ノアのビッグマッチ前恒例となりつつあるトレッサ横浜での無料観覧イベント。800人の観客が集まったこの日も子供を対象としたリング開放、公開調印式&公開会見などが行われた。新企画として小学生以下の子供を対象に、リングアナウンサー、音響業務を体験する機会が設けられ、「ジョナ・ロックvsザック・セイバーJr.」、「小峠篤司&熊野準vs原田大輔&クワイエット・ストーム」の2試合の進行を子供たちが務めた。

 タイトルマッチ調印式も波乱含みの展開となった。GHCジュニアタッグ王座戦は王者組・拳王&大原はじめに、原田大輔&平柳玄藩、TAKAみちのく&エル・デスペラードが挑戦する同王座史上初の3WAYマッチ。王者組は「2チームとも我の強い奴らだと思うけど、俺らも我が強い。2チームに負けない我の強さを出して勝ちたい」と拳王が自信をのぞかせれば、大原も「挑戦者の4人敵がいる状況はチャンピオンにとって高いリスクですが、それを乗り越えてさらに高い、強いチャンピオンになりたい」と3WAY戦突破でさらなる高みを目指す構えをみせた。

 一方で鈴木軍のTAKA&デスペラードは「特になし」(デスペラード)、「同じく」(TAKA)と不気味な沈黙。NO MERCYは「大事な試合になるし、鈴木軍にもこれ以上、好きにさせない。チャンピオンチームからベルトを獲りたい」と意気込む原田とは対照的に、パートナーの玄藩は「初の3WAYでタイトルマッチだと大それたこと言ってるけど、正直めんどくさいだけ」と不満顔。「俺と大輔ちゃんが獲ったら3WAYとかしませんので」とジュニアタッグ奪取で3WAY戦を封印する構えをみせた。

 GHCジュニア王座戦は挑戦者・タイチが来場せず、大事な調印式をボイコットしてきた。これには王者の小峠も「来てないんですか? めちゃくちゃやな。調印式にならんでしょ」とぶ然。それでも調印書にサインすると、「こういう常識を守れないし、ベルトを大事にできない人間にベルトを渡すわけにいかない」と改めてジュニアの至宝死守を自らに厳命し、「今日来てくれたお客さん、有明コロシアムに来てくれるお客さんにプロレスの素晴らしさを見せたい」と誓っていた。

 この日行われた試合の結果は以下の通り。
※選手のコメントは別項に掲載します

◇第1試合◇
▼15分1本
△ジョナ・ロック
(15分00秒)
△ザック・セイバーJr.
※時間切れ引き分け

◇第2試合◇
▼15分1本
クワイエット・ストーム
○原田大輔
(8分57秒)
×熊野準
小峠篤司
※片山ジャーマンスープレックスホールド

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