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3/6【リアルジャパン】会見における初代タイガー、曙の詳細コメント(写真あり)

 6日、都内・興義館で会見した初代タイガーマスク、曙の詳細コメントは以下の通り。

【会見における初代タイガー、曙】
▼初代タイガー「練習内容も今までと違います。倍になってます。全力でいきたいと思います。天龍さんも引退されますけど、天龍戦以来のいい試合内容をやってみたいなと。それぐらいの覚悟です」

▼曙「このような夢にも思っていなかったような機会を作っていただき、本当に光栄でございます。とにかくいい試合とか、プロとしてするのは当たり前。リアルジャパンさんのお客さん、そしてタイガーマスクさんの納得がいくような満足度100%の試合をやりたいと思ってます」

▼初代タイガー「身が引き締まる思いになるような言葉をいただいて光栄です。横綱の怖さは一番良く知ってるし、弱点も知ってます。本当の本領を発揮した時の、伸び伸びやった時の横綱は凄いものがある。僕もここでコーチングしたことがあって、桜木(裕司)が1ラウンドに6回倒されたことがある。その速さとか皆さんがまだ気づいてないところがたくさんあると思う。弱点もいずれ言いますが、持ってるところがあるんで、私のような体が横綱に対していくにはスピードと空中殺法の復活。空中を飛んで思い切りぶつかっていく肉弾戦しかない。その練習法もキッチリやっていかないと相当痛い目にあうと覚悟してます」

――お互いの印象は?

▼曙「僕は一つしかない。レジェンドの中の大レジェンドですね。こう戦いたいとか全くないですね。本当に自分が相撲界で新弟子から上がってきた時の千代の富士さんとかと同じ、プロレス界の大横綱なんで、とにかく思い切りアゴを引いて、歯を食いしばって思い切り当たっていくだけですね」

▼初代タイガー「コーチングした時からわかってたんですけど、素質は凄い。もし相撲をやってなければボクシングでも世界チャンピオンになってたと思うんですね。その後、プロレスをみて、何ヶ月か前にみたんだけど、落ち着いてきてる。慣れてきてる。相当、怖いものがあるなと」

――曙選手をコーチしたのはいつ?

▼初代タイガー「(曙が)ドン・フライと試合やった時の前ですね。(桜木師範が)6回ダウン獲られましたからね。あの桜木も全盛期の状態だったんですけど。組み合うような無謀なことはやらないし。だけどやりがいあるなと思いますね」

――弱点のヒントは?

▼初代タイガー「弱点はあります。ヒント? 優しすぎる」

▼曙「ありがたい言葉をたくさんいただいて光栄です。今、先生が言ったように4、5年前の話なんで、やっと自分はプロレスファンに何を求められているかとか、三冠を獲った時からわかりましたので、だんだんその時よりちょっと違うのをプロレスラー・曙としてみせられるんじゃないか。失礼でも何でもないんですけど、僕がそのあと大事な試合を控えてるんで、これがちょうどいいバロメーターだと思う。そこで絶好調の試合をみせられれば、その2日後、世界タッグのタイトル戦に物凄く自信がつくと思う。それがあって、この試合は話が来た時はぜひやりたいなと思ってましたし、なかなか今度いつできるかわからない。強い印象をリアルジャパンのリングで残していきたいと思います」

――貴闘力が対戦を希望しているが?

▼曙「もちろん耳に入ってます。同じ業界なんで。正直言えばチャンスあれば。僕はどんな勝負からも引き下がらないし、まだそうやってやりたいと言ってくれる人がたくさんいるうちが花だと思ってるし、ちゃんと応えたい」

――貴闘力の現状は?

▼初代タイガー「親方は休憩時間がほしいと。充電期間です。ただ、練習してまして、仮想敵は全部、曙さんですね。そのための練習をやってますね」

――この一戦が曙vs貴闘力実現の布石になる?

▼初代タイガー「なると思いますね」

▼曙「僕はまだそこまで考えてないけど、そこまで考えてくれるんであれば、余計にこの試合が大事になると思います。ここでいい印象をリアルジャパンのお客さんの前で見せないと、残さないと二度と上がれないんで。タイガーマスクさんが納得するような試合内容、もう一回上がってもらいたいと言われることが全てですね。そこから貴闘力さんとやるかやらないかは考えたいと思います」

――大仁田は参戦選手に名前がないが?

▼初代タイガー「大仁田とはスタイルが違うので、自分がダメになっていきそうなイメージがあるんですね。スタイルを崩すと練習する気しないんですね。今回の横綱戦は練習する気が凄く起きてるんですよ。空中戦を今回10発ぐらい飛んでやろうかなという気持ちになってるし、大仁田戦は10発飛ぶより殴ってやろうかなと思うし」

――リアルジャパンに継続参戦する気持ちはある?

▼曙「ありますよ。僕が思ってるのは引退するまで勉強するつもりだし、ここでリアルジャパンさんのリングに上がって、ひと皮むけられるんじゃないかと自分も思ってますし、チャンスさえあれば上がりたいです」

――初代タイガーは空中殺法で勝負するつもりのようだが?

▼曙「今まで当たったことないような選手なんで、自分の頭の中はまだ全然、想像つかないですね。ただ一番言えるのは、自分のことを集中してますね。自分のプロレスさえやれば何とかなるんではないかと自分では思ってます」

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