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3/9【WRESTLE-1】提唱者カズら8選手参加、決勝戦は5・5後楽園 『WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント』開催が決定(写真あり)

 WRESTLE-1は9日、『WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント』の開催を発表した。体重200パウンド(90.719kg)以下の選手を対象としたタイトルで、4・1後楽園大会を皮切りに、8選手参加による初代王者決定トーナメントを開催。5・5後楽園大会で決勝戦が行われ、初代王者が誕生することになった。

 カズ・ハヤシが提唱したクルーザーディビジョンがいよいよ本格的に動き出す。4〜5月の3大会で初代王者決定トーナメントが開催されることになったのだ。出場資格は200パウンド(90.719kg)以下で、プロレス界で一般的なジュニアヘビー級に相当する階級となる。

 トーナメントに出場するのは8選手で、1回戦の組み合わせは「田中稔vs吉岡世起」、「アンディ・ウーvsエル・イホ・デル・パンテーラ」(以上4・1後楽園)、「カズvs児玉裕輔」、「大和ヒロシvs藤原ライオン」(以上4・19川口)に決定。5・5後楽園大会で準決勝&決勝戦が行われ、初代王者が誕生する。

 この日は出場選手が出席しての発表会見が行われ、現在製作中というチャンピオンベルトのデザインも発表された。なお、3・8後楽園大会で脳震とうを起こした稔は病院で検査を受けるため欠席。7選手がトーナメントに翔る意気込みを語った。提唱者・カズはクルーザー王座新設が現実のものとなり、「今の時点で凄く充実感というものがある」と満足げ。一方で「一つ足りないものがある」とし、「チャンピオンになった時に全ての充実感を味わえるのかなと思ってます。自分が一番気持ちよくなるためにこのトーナメントを勝ち抜き、僕が初代チャンピオンになります」と豪語した。

 パンテーラの通訳として同席したTAJIRIも体重的に出場資格があるものの、否定的。かつてアメリカWCW、WWEでクルーザー級王者に君臨した実績もあり、「集まってきた面子がしょぼいから。レベルが低くて恥ずかしくて出れないよ。パンテーラで十分」と批判的な言葉を口にした。これにはカズも「入りたくないだったら入らなくていい。ただ、僕が思うのは確かに過去の栄光はありますよ。でもね、それにしがみついてるだけじゃダメ」と突き放し、「TAJIRI選手が何を言おうと僕らW-1クルーザーディビジョンはこのメンバーで作り上げていきます」と誓っていた。
※出席選手のコメントは別項に掲載します

☆『WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント』

[出場選手]
カズ・ハヤシ
田中稔
大和ヒロシ
アンディ・ウー
吉岡世起
児玉裕輔
藤原ライオン
エル・イホ・デル・パンテーラ

[トーナメント組み合わせ]
▼1回戦
(1)田中稔vs吉岡世起(4・1後楽園)
(2)アンディ・ウーvsエル・イホ・デル・パンテーラ(4・1後楽園)
(3)カズ・ハヤシvs児玉裕輔(4・19川口)
(4)大和ヒロシvs藤原ライオン(4・19川口)
▼準決勝
(1)の勝者vs(2)の勝者(5・5後楽園)
(3)の勝者vs(4)の勝者(5・5後楽園)
▼優勝決定戦
準決勝の勝者vs準決勝の勝者(5・5後楽園)

[概要]
・WRESTLE-1クルーザーディビジョンの参加資格は体重が200パウンド(90.719kg)以下となります
・WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント出場選手は全8名になります
・トーナメント公式戦は全て時間無制限1本勝負で行います
・4月1日(日)東京・後楽園ホール大会、4月19日(日)埼玉・川口産業技術総合センター大会で1回戦2試合ずつを行い、5月5日(火・祝)東京・後楽園ホール大会にて準決勝2試合、優勝決定戦を行います
・なおルールに関しては通常のプロレスルールを採用致します

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