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3/16【WRESTLE-1】KAIが師匠・浜口会長にW-1王座奪取を報告、鈴木攻略へ合同練習も(写真あり)

 WRESTLE-1王者・KAIが15日、都内・浅草のアニマル浜口ジムを表敬訪問。師匠・アニマル浜口会長にW-1王座戴冠を報告し、鈴木秀樹との初防衛戦へ向けてスリーパー対策を授かった。

 3・8後楽園大会で武藤敬司超えを果たし、W-1王座戴冠を果たしたKAIはこの日、プロレスラーとしての原点ともいえる浅草にいた。師匠・浜口会長にベルト奪取を報告するためだった。愛弟子の訪問を浜口会長も手放しで歓迎。「まずはおめでとう! 武藤選手に勝ったんだろ!? すごいな!」とKAIを祝福し、「これからお客さんを呼べるチャンピオンになって、人を感動させるような試合をしてね。ますます責任と重圧が押し寄せてくるだろうけど、KAI選手はそれだけのものを背負っても崩れない肉体と精神を持っているから大丈夫だと思いますよ」と愛情たっぷりのエールを送った。

 KAIは4・1後楽園大会で鈴木秀樹との初防衛戦を控える。3・13新宿大会で実現した一騎打ちによる前哨戦では両者リングアウトに終わったものの、スリーパーで失神KOに追い込まれた。その情報は浜口会長の耳にも入っており、「常にバックを取らさないように、逆にとる、上になるというかポジションどりが大切だから」とアドバイス。その場で合同練習を開始すると、スリーパーの防御方やポジション取りなど鈴木対策を授けた。

 「プロレスラーを目指していた時この浜口ジム、浅草に通っていた時にやっていた練習を体験したい」と考えていたKAIにとっても原点回帰を図る絶好の機会となった。「スリーパーの逃げ方とか色々と指導いただいて。昔教わっていたことと実は変わらないんですよ。そういうのを思い出して。ためになりましたね」と初心に返ったKAIは、「両者リングアウトという結果ですけど、自分は落とされていますからね。情けないですよ。次は絶対無いようにしなきゃいけないし、必ずやり返さなきゃいけない」と鈴木へのリベンジを誓うばかりだった。(※写真・情報提供:WRESTLE-1)

【アニマル浜口氏のコメント】
▼浜口氏「凄いベルトだね! まずはおめでとう! 武藤選手に勝ったんだろ!? すごいな! いいベルトだ、重いね。これから責任も重くなってくるだろうけど。前に来た時もそうだったけど、KAI選手は思いきりがあったよね。技の一つ一つがキレてるよ。KAI選手は物覚えは早いし、おもいきりがいいし、すぐ上の方に行けると思ったけどヘビーのベルトを獲るのに8年かかって。でもちゃんとベルト獲ったというのは凄いよ。素晴らしい。この重たいベルト、かっこいいよ。これからお客さんを呼べるチャンピオンになって、人を感動させるような試合をしてね。ますます責任と重圧が押し寄せてくるだろうけど、KAI選手はそれだけのものを背負っても崩れない肉体と精神を持っているから大丈夫だと思いますよ。ところで情報聞いたよ! 2、3日前に鈴木選手! スリーパー! スリーパーでのばされたらしいじゃないか! あの鈴木選手はね、レスリングと関節、絞め技が優れているからね、気をつけた方が良い。バック絶対取らさないように。常にバックを取らさないように、逆にとる、上になるというかポジションどりが大切だから。鈴木選手はそういうのうまいから。これから練習だから一汗かいていけばいいじゃないか!」

【練習後のKAI】
▼KAI「僕がプロレスラーを目指した上で一番の師匠ですからね。WRESTLE-1のベルトを獲ることが出来て、その報告ができて良かったです。会長もすごく喜んでくれたので。ああいうのはホントに嬉しいです。僕もなんとなく原点に返るっていう意味を込めて、プロレスラーを目指していた時この浜口ジム、浅草に通っていた時にやっていた練習を体験したいなって思って。練習着持ってきていたので。やっぱり僕もそう思っていたのでああいってもらえてうれしかったです。でもこういう本当の基礎の基礎。もしかしたら僕もサボっていたのかなっていうのがあるので、また新たに大切にやっていきたいなっていう気持ちが芽生えてきましたね。しかしやっぱりキツイですね。でも大切なことだなっていうのを改めて感じましたね。ウエイトトレーニングとかそういうこと以外でも」

――鈴木秀樹戦に向けての練習も行っていたが?

▼KAI「スリーパーの逃げ方とか色々と指導いただいて。昔教わっていたことと実は変わらないんですよ。そういうのを思い出して。ためになりましたね。忘れかけていたものを思い出したので、さらに身が引き締まりました」

――先日のKASSENでは屈辱的な結果になったが?

▼KAI「まぁそうですね。両者リングアウトという結果ですけど、自分は落とされていますからね。情けないですよ。次は絶対無いようにしなきゃいけないし、必ずやり返さなきゃいけないですよ」

――新時代を作っていく上で、負けられない戦いになると思われるが?

▼KAI「新時代というか、俺の時代を作っていかないといけないので。やっぱり武藤さんは親であって、俺はどうしても子ですから。子供の時代を作っていかなければいけないので。スタートしたばかりですから。次の防衛戦で止まっていられないです。鈴木秀樹戦まで1ヶ月もないですけど、今日の練習も加えて攻略しますよ」

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