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3/17【ZERO1】メインは「田中vs鷹木」一騎打ち 小鹿も参戦、デーモン植田改め「将火怒」は改名初戦 全カード発表・靖国大会へ22選手が公開会見(写真あり)

 ZERO1は17日、3・29靖国大会の全カードを発表し、メインイベントで「田中将斗vs鷹木信悟」のシングル初対決が行われることになった。大日本・グレート小鹿の初参戦も決まり、ビートたけしさんによって改名されたデーモン植田改め「将火怒」(まさかど)のデビュー戦も行われる。この日、靖国神社能楽堂前に出場22選手が集結し、各選手が意気込みのほどを語った。

 終戦70年を迎えた今年も靖国神社で奉納プロレスが開催される。12回目を数える今大会は全8試合で、メインイベントにはDRAGON GATEの鷹木が初参戦。田中との一騎打ちに臨む。

 靖国出場と田中との一騎打ちは鷹木の宿願だった。自身のスタイルを築くうえで、田中の影響を多分に受けたという。靖国当日はドラゲーも佐賀・諸富大会を開催するが、ホームでの試合を欠場しての出場を志願。会社側から承諾を得ることができた。

 背筋を正して公開会見に臨んだ鷹木は「大東亜戦争(太平洋戦争)が終結して70年の記念すべき靖国奉納プロレス。参戦するだけでも本当に嬉しいんですが、対戦するのが田中選手。超一流の中でもトップクラス。誰もが知ってる最強のレスラーだと思っています」としたうえで、「何度か対戦はしているんですけど、シングルマッチを自分から実現させようとしてこなかった“逃げの部分"もあったと思うんですね。でも、デビュー10年を超えて、もうこれ以上言い訳はできない。これで負けても何の言い訳もできません。おそらく田中さんが後輩にシングル初対決で負けるということは今まで無かったと思うので、ありえない快挙を成し遂げたい」と意気込んだ。

 鷹木の実力を買う田中も「この記念すべき大会のメインで、彼となら凄い試合を見せられる。本当に凄いパワフルだし、躍動感もあるインパクトのあるレスラー。正面から行って気を抜いたらやられると思うんで、気を引き締めてメインにふさわしい試合を彼としたいと思います」と語った。

 “現役最年長レスラー"の小鹿も初参戦。「終戦70年の年に行われる靖国奉納プロレスに招待いただきまして、名誉に感じるとともに、胸にこみ上げてくるものを感じます。僕がリングに上がる頃には、この境内の桜もきっと満開。その桜と、かつて名誉の戦いをした僕らの先輩に『小鹿が73歳を迎えるまでリングに上がった』と言えるような証を残したいと思います」と話した。

 また、デーモン植田がこのたび改名。新リングネームは「将火怒」(まさかど)で、靖国が“改名初戦"となる。今月12日に放送されたBSフジ『たけしの等々力ベース』内の企画で、ビートたけしさんによって名付けられた。ロケ地付近にちょうど平将門を祀(まつ)る“将門神社"があったのが理由。「平将門といえば、武勇に優れた一方で怖いイメージもある。少しでもあやかれれば」と話していた。

 同大会の全カード、試合順は以下の通り。

※公開会見における各選手の詳細コメントおよびフォトギャラリーは下記「関連リンク」からご覧ください


☆3/29(日)東京・靖国神社 相撲場『すしざんまい presents 奉納プロレス 第12回大和神州ちから祭り』12:00開場、13:00開始※雨天決行

◇開会宣言◇
特別ゲスト・蝶野正洋

◇第1試合◇
▼MINEプレゼンツ「世界のプロレス」
拳剛
三州ツバ吉
(1/30)
菅原健太
MINE

◇第2試合◇
▼「ZERO1 vs WRESTLE-1」
中之上靖文
大和ヒロシ
(1/30)
ジェイソン・リー
横山佳和

◇第3試合◇
▼ビートたけし命名「将火怒」デビュー戦
藤田峰雄
小幡優作
(1/30)
“brother"YASSHI
将火怒(まさかど※デーモン植田から改名)

◇第4試合◇
▼終戦70年記念 最年長現役レスラー奉納プロレス初参戦
TARU
崔領二
KAMIKAZE
(1/30)
がばいじいちゃん
小笠原和彦
グレート小鹿

◇第5試合◇
▼新旧ジュニア対決
フジタ“Jr""ハヤト
日高郁人
(1/30)
高岩竜一
大谷晋二郎

◇第6試合◇
▼インターナショナル&NWA世界ジュニア2冠選手権試合
[挑戦者]
菅原拓也
(1/60)
田中稔
[王者]
※稔初防衛戦

◇第7試合◇
▼「ZERO1 vs WRESTLE-1」
浜亮太
KAI
(1/30)
鈴木秀樹
佐藤耕平

◇第8試合◇
▼奉納プロレス 終戦70年記念スペシャルシングルマッチ
鷹木信悟
(1/60)
田中将斗

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