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3/19【WRESTLE-1】テーマは「原点回帰」 クルーザー級初代王者決定Tへ稔ミニインタビュー(写真あり)

 4・1後楽園大会のクルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント・1回戦でタッグパートナー・吉岡世起との対決を控える田中稔。藤原組時代に行っていた“トランプトレーニング"や、かつて持っていた“チャンピオンへの憧れ"といった「原点回帰」を原動力に初代王座獲りに挑む。WRESTLE-1提供、トーナメントに向けた稔のミニインタビューは以下の通り。


【稔のコメント】
▼稔「まず先日の3月8日後楽園ホール大会での大和戦で古傷の首を痛めたプラス脳震盪で、結局試合に負けてしまったのですけど、一応会社の方から検査に行ってくれと。会見出席したかったのですけど、検査のために泣く泣く欠席という形になりました」

――では会見記事を読んで気になる発言はあった??

▼稔「全員のコメントは気になって目を通しました。でもやっぱり一回戦で当たる世起クンのコメントは特に気になりましたね。もちろんこの間の大和選手とか横浜のライオンちゃんとか見ていると、クルーザーに絡む選手みんな本気度は見せてくれているので。本気で獲りに来ているなっていうのを感じていました。でもその中で、世起クンは特に1ミリの遠慮もなく足元をすくいそうな感じがするじゃないですか。今タッグパートナーですし、一番いい相手を1回戦に選んでもらえたなって思っています。僕、新日本の頃、金本さんとジュニスタを組んでいる頃、組んでいたからこそジュニスタ対決って注目されていましたし、やるたびにグレードを上げていって、ジュニスタ対決ってだけで注目されていきました。だからその第一歩として、トーナメント1回戦であり、初の“Too Sharp"対決という、今後に期待を抱いてもらえる試合にしたいし、勿論初代チャンピオンになるために勝ちたいです。だから世起クンのコメントは注意深く読んでしまいましたね」

――その中で藤原組時代に行っていたトレーニングを取り入れた意図は?

▼稔「やっぱり行き詰った時は初心に帰る。まぁ行き詰まったわけではないですけど。本当に今EWPインターコンチネンタル、NWA世界ジュニア、インターナショナルジュニアという三本のベルトを持っている訳ですけど、四冠になりたいという気持ちも強くて。色々公開練習だなんだやってもしょうがないので、原点に一度帰ろうかと。藤原組で練習生の頃嫌と言うほどやった練習。カール・ゴッチさんから受け継がれているトランプトレーニング(※めくったカードの記号と数字に合わせて決まった種目のトレーニング決まった回数行うもの)ですけど、今日やった方法もあれば1時間でも2時間でも通しでずっとやりっぱなしとかもありました。デビュー目指してひたすらやっていたあのトレーニングというのがやはり原点だと思いますし、新弟子の頃以前の、ファンの頃にプロレスラーになってチャンピオンになりたいと思った憧れの気持ちを思い出すことが出来ました。4冠になりたいという気持ちもそうですが、とにかくクルーザーのベルト1本に集中して絶対獲る。その結果が4冠という結果に繋がることになるので」

【情報、写真提供:WRESTLE-1】

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