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3/20【WWE/ドラディション】WWEが藤波の2015年殿堂入りを正式発表 フレアー紹介人に式典出席へ

 WWEは19日、2015年のWWE殿堂(ホール・オブ・フェイム)入り選手として藤波辰爾が選ばれたことを発表した。日本人の殿堂入りは2010年のアントニオ猪木以来2人目となる。

 藤波は1978年1月に米ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)でWWWF(現WWE)ジュニアヘビー級王座を獲得。日米を股にかけて防衛戦を行うなど活躍し“飛龍"“ドラゴン"と呼ばれる礎を築いた。ヘビー級転向後の82年8月には同じMSGでWWFインターナショナルヘビー級王座も奪取している。

 正式発表の動画内でWWEは藤波を「“ドラゴン"と呼ばれる国際的スーパースター」と紹介。1991年3月の新日本・東京ドーム大会で行われたNWA世界ヘビー級&IWGPヘビー級ダブル選手権試合の模様が流され、「初めてNWAとIWGPを同時に獲った男」と功績が称えられた。また、藤波と対戦経験のあるブレット・ハートやウィリアム・リーガルといった技巧派が藤波を賞賛し、現在WWEのNXTで活躍するヒデオ・イタミ(KENTA)も「日本で藤波さんはハルク・ホーガンのように有名な存在。同じ日本人として凄く光栄ですし、少しでも藤波さんの足跡に近づけるようにWWEでやっていきたい」と話している。

 殿堂入りの式典は『レッスルマニア31』(米サンフランシス コリーバイス・スタジアム)の前日となる28日に米サンノゼのSAPセンターで開かれ、リック・フレアーが紹介人を務める。藤波は来週半ばにも式典出席のため渡米する。

プロ格 情報局