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3/25【WWE】藤波殿堂入り会見における詳細コメント(後編/写真あり)

※前編からの続きとなります

――WWWF(現WWE)で活躍していた当時一番印象に残っている試合は?

▼藤波「初めてベルトを腰に巻いたMSGでの試合ですね。あの時は歴史的な大雪の中でね。MSGはレスラーだけじゃなくて色んなアーティストが一度は出たいと思う大舞台ですから。いまだにあの時の興奮というか、本当にリングに上がって冷静に試合ができなくなっていくような感覚は覚えています」

――式典ではどんなスピーチを考えている?

▼藤波「そこですよ!(笑) 控室で代表と相談してたんですけど、どういうことを話そうかと。それにあれは英語でスピーチしないといけないんですか? 通訳はつくんですか?」

▼西住代表「つくと思います」

▼藤波「なるほど…でも多少はねえ、自分の気持ちを英語で伝えられればと思ってます。だからこれから……いや、これからって明日には日本を出るしな…(笑) 徹夜で考えます(笑) 頼むぞLEONA、お前にかかってる(笑)」

――ビンス・マクマホン会長との思い出は?

▼藤波「新日本プロレスと長年提携してたので、その時かつてのジュニア、今のビンスですけど、日本に何度も来ていましたから。お父さんとはまた違って行動派であり、全然発想が違う。それは当時からもの凄く感じましたし、今回会えることを楽しみにしています」

――24年前のNWA世界王座奪取は翌日はく奪されたことで“獲った説"と“獲ってない説"があったが、今回の殿堂入りVTR内で“獲った"と認められているが?

▼藤波「凄いとこ突くね(笑) それもまたアメリカに行くチャンスのひとつになったと思えば、凄くやりがいがあったし、そういった経緯すべてをひっくるめてフレアーが紹介人を務めると思うと、今回の演出は本当に凄い演出ですよね。プロレスファンにとってはたまらないシーンになるのかもしれません」

▼西住代表「質問ではないんですが、レッスルマニアのアクセスでヒデオ・イタミがNXTトーナメントというものに出場します。これを勝ち抜くと、本戦レッスルマニアのアンドレ・ザ・ジャイアント・メモリアルのバトルロイヤルに出られるので、ぜひ彼にエールを送っていただければと思うのですが…」

▼藤波「これはぜひ、頑張って欲しいですね。僕もリング上での生の試合を観てみたいと思います。彼なら名誉ある舞台で、それに応える試合をするでしょうから、是非(本戦出場を)叶えて欲しいですね」

――受賞を今後にどう繋げたい?

▼藤波「大事にしたいとは思っているんですけど、ただ大事にするだけじゃなくて、自分のスタイルは変えずにやっていきたい。5月11日にドラディションの大会を後楽園でやります。船木誠勝選手と戦うんですが、その試合でもそうですし、色んな若い選手と戦うことで自分の姿勢を伝えられれば。だから色んな選手とやってみたいですね。先ほど名前が出たKENTA選手ともいつか是非、組み合ってみたいと思いますね」

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