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3/28【WRESTLE-1】鈴木の軽装&途中退席にKAI憤慨「絶対にベルト渡さない」 4・1W-1王座戦調印式(写真あり)

 WRESTLE-1チャンピオンシップ(4・1後楽園)の調印式が28日、都内・WRESTLE-1事務所で行われ、第3代王者・KAI、挑戦者・鈴木秀樹が出席して調印書にサイン。挑戦者の軽装と途中退席に激怒したKAIは「このベルト絶対に渡さない。絶対に絶対に。渡しちゃならない」とW-1の至宝死守を誓った。

 4・1後楽園大会でのW-1王座戦「KAIvs鈴木」がいよいよ4日後と迫った。この日は両者が出席しての調印式が行われたが、本番での大荒れを予感させた。

 3・13新宿大会『KASSEN2』で実現した一騎打ちによる前哨戦は両者リングアウトに終わったものの、鈴木がスリーパーでKAIを失神KO。雪辱に燃えるKAIは興奮を抑えきれず。進行を無視して口を開くと「やっとの思いでつかんだこのベルト、外の奴に渡すわけにいきません。自分のためにも、会社のためにも、一番はW-1を応援してくれるファンのためにも必ずベルトを守ります」と言い切った。

 対照的に鈴木は冷静そのもの。「浜口さんとこに行ったみたいだけど、基本に立ち返ってしっかりやってもらわないとタイトルマッチにならない。頑張ってほしいですね」とKAIをたしなめるように上から目線。調印式という厳粛な場にTシャツ姿で臨み、KAIから「何の場かわかってんの? 何だよ、その格好。何で正装してこないんだ? なめてんのか!?」と声を荒らげられても聞く耳を持たず「わかったわかった。そういうのいらない。4月1日、全部ぶっ壊してやる。あっさり壊してやるから待っとけ」と通告。さっさと調印書にサインすると、勝手に退席し、最後までKAIの神経を逆なでした。

 当然、KAIの怒りも収まらない。「挑戦するにもふさわしくないかもしれない」と鈴木の態度を非難したうえで、「さらに確信しましたよ。このベルト絶対に渡さない。絶対に絶対に。渡しちゃならないと感じました」とベルトに手をやりながら誓うばかり。懸念されるのは新宿の再現だが、「浜口さんのとこも行ったし、ここで練習させてもらったし、気持ち的にあのまま引きずっていられない。吹っ切れたし、必ずあの技はかからないし、このベルトは防衛します」とスリーパーを封殺しての鈴木狩りを自らに課した。

 平常心の鈴木に対し、KAIの感情は爆発寸前。精神状態の相違が4日後のタイトルマッチに影響を及ぼしかねないが、KAIは何があろうとも鈴木に借りを返し、W-1の至宝を守り抜く覚悟だ。

☆4/1(水)東京・後楽園ホール『WRESTLE-1 TOUR 2015 Cherry blossom』17:30開場、18:30開始

◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ
[挑戦者]
鈴木秀樹
(1/60)
KAI
[第3代王者]
※KAI初防衛戦


【調印式の模様】
▼KAI「やっとの思いでつかんだこのベルト、外の奴に渡すわけにいきません。自分のためにも、会社のためにも、一番はW-1を応援してくれるファンのためにも必ずベルトを守ります」

▼鈴木「いっぱいしゃべってきたんで、特に話すことないし、新宿でやったことが全てだと思う。(KAIは)今も自分からしゃべっちゃったり浮き足立ったところがあるんで、一回落ち着いて。浜口さんとこに行ったみたいだけど、基本に立ち返ってしっかりやってもらわないとタイトルマッチにならない。頑張ってほしいですね」

▼KAI「何の場かわかってんの? 何だよ、その格好。何で正装してこないんだ? なめてんのか!?」

▼鈴木「正装だよ正装」

▼KAI「こんな奴に絶対渡さない」

▼鈴木「わかったわかった。そういうのいらない。4月1日、全部ぶっ壊してやる。あっさり壊してやるから待っとけ。落ち着け。座れ座れ。サインしましょう。(調印書にサイン後)ありがとうございました(と退席)」

▼KAI「おい、おい!」

――挑戦者の態度について?

▼KAI「もうね、さらに確信しましたよ。このベルト絶対に渡さない。絶対に絶対に。渡しちゃならないと感じました。あんな挑戦するにもふさわしくないかもしれない。絶対に渡さないですよ、このベルト」

――3・13新宿大会でスリーパーで絞め落とされたが?

▼KAI「それは二度とない。絶対に落とされない。何を言おうが結果を出すだけなんで、4月1日、俺が勝って防衛するのみです」

――スリーパーに対する恐怖心や前回の屈辱は払拭できた?

▼KAI「浜口さんのとこも行ったし、ここで練習させてもらったし、気持ち的にあのまま引きずっていられない。吹っ切れたし、必ずあの技はかからないし、このベルトは防衛します」

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